【怪盗ジョーカー】Ｊの葛藤

Épisode onze ページ11

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スカイジョーカーにジョーカーを連れて帰り、まず最初にしたことは…


ジョーカーに手錠、足枷をすることだった。


シャドウ「また暴れられたら、キリが無いからな」

ハチ「シャドウさん、どれだけ怪我すれば気が済むんっすか！
キリが無いのはシャドウさんの方っす！全く…」


呆れ顔で笑うシャドウに、ハチがキレた。

あたり前だ。
あんなグ ロい傷を何回も見せられては、敵わない。


ジョーカー(？)「うっ……」


ジョーカー(？)が呻いて、目を覚ました。


ハチ「ジョーカーさん！」

ハチが一目散にジョーカーの元に走る。

ジョーカーは、
「おおハチ！なんか久しぶり感あるな〜」

と、のん気にハチに話しかける。

ちなみに、手錠も足枷もジョーカーはとっくに外していた。


キング「…ジャック」

ジョーカー「げ…キング！お前が何でスカイジョーカーに？

…って、クイーンもシャドウも！？」


目を白黒させて言うジョーカーに、クイーンはほっとしたのか、

クイーン「…元に戻ったわね」

と、漏らした。


キングがジョーカーに近付いて、話し始める。


キング「ジャック。

僕がこれから言うことを、落ち着いて聞いてくれ」


キングが…いや、全員がどこかぎこちない。


ジョーカーは、「ああ」と短く答えて、

その空気の中、自分のしでかしたことの詳細を聞いた__________。

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