捌番目と生徒会長 ページ17
Aside
「私は話すことなんてないです」
「Aちゃんっ！！
話があるなら聞いてあげたほうがいいわよ！」
「……」
寧々ちゃん…
それ単に話したいだけじゃない？
………まあ、寧々ちゃんが言うなら仕方ない
「……“話だけ”なら……」
「ありがとう」
生徒会長サンはニコッと微笑み、ゆっくり近づいてきた
寧々ちゃんに聞こえないようにボソッと話しだした
「……光から聞いた
君、神楽坂Aなんだってね
あぁ、今は君を祓うつもりはないよ
正直、今の僕にそんな実力はないからね」
私が顔を強張らせながら黙って聞いていると、生徒会長サンは私に耳打ちをした
「……ただ、致命傷を与えることはできる」
「……何が言いたいの」
「簡単だよ。少しでも人間に危害を与えると容赦はしないってこと」
生徒会長サンは終始笑顔で話していたが、
このとき一瞬だけ、私を睨んだ
……こいつ、絶対腹黒いわ
「私だって！
あなたが私のこと祓おうとしたら容赦ないから
あと私は人間大好きだから危害を加えないし」
「怪異は正気を失って人間を襲うときがある」
「心外な！私を他の怪異と一緒にしないで！！
生徒会長サンも強情だなあ」
私が生徒会長サンの肩をぽんっと叩くと、体の周りが一瞬だけぱっと光った
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天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2020年4月29日 14時) (
レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです！更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね！ではでは、続き待ってます！この際だから、お気に入り入れときます！ (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみ | 作成日時：2020年1月25日 14時
