七番目の不安 ページ13
Aside
「少年、俺のAなんだけど
なに、惚れちゃった?」
「なっ、なわけ……!」
「Aが可愛いのは分かるよ、
でもねえ、人のものを好きになるのは関心しないなあ」
「だからちげえっつってんだろ!!!」
2人がギャーギャー言ってる間に屋上から脱出し、新たな寝所を探した
別に屋上でもいいんだけど、少年くんはうるさいし…
普はこの間のことで一緒に居ると心臓が持たないんだよね…
「お、もうお昼がくる
そろそろ私の場所に戻ろう」
お昼休みとかは人がいっぱい教室からでてくるからね
隠れとかないと騒がれちゃう
「も〜A、気づいたら屋上にいないからびっくりしたよ」
「…普、なんでいつもそんな秒で見つけれるの」
「Aが好きだから」
「り、理屈になってない…」
突然に告白され、顔をふいっと横に向けた
どんどん顔が赤くなっていくのがわかる
最近、普からちょっとでも愛情表現をされると、心臓がキュっと握られたように苦しくなる
それに、独占欲も強くなってきた気がする…
なんで…
「ねえ、A」
先程の態度とは打って変わり、おずおずと私の顔をのぞき込んできた
何やら不安そうな顔をしている
「なんで俺のこと避けるの?
……嫌いになった?」
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天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい!楽しみにしてます! (2020年4月29日 14時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです!更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね!ではでは、続き待ってます!この際だから、お気に入り入れときます! (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみみ | 作成日時:2020年1月25日 14時