捌番目と祓い屋 ページ12
Aside
「お前…
ただの怪異じゃ」
「今更気づいても遅いわよ
私の呪いからは必ず逃げられ…」
「こら、A。そんな怖いコトしちゃだめだよ」
「!?」
…え!?あ、普
気づくと、普が私を背後から包み込むように抱きしめていた
私の腕をガッチリと抑えられているため、手も出せない
「なっ、なんでここに…」
「Aの気配がしたから」
さらっと怖いこと言ったね
気配だけで場所特定するとか重症だよ←
「は、花子!?
お前こいつとどういう関係…」
「ん〜?聞きたい〜??」
普はニヤニヤしながら少年くんに近づき、
少年くんにコソッと耳打ちをした
何を言っているのかは分からなかったけど、
少年くんの顔がみるみる赤くなっている
「花子、また余計なこと言ったんじゃないでしょうね」
「まさか!!俺とAの関係について教えてあげただけだよ
……ただ、少年にはちょっと刺激が強すぎたかなあ」
普は目を細め、黒い笑を浮かべた
ちらっと少年くんを見ると、まだ硬直している
「……少年くーん、大丈夫??」
「へっ、!?あ…///
…き、今日はこのくらいで勘弁してやる!
いつか俺が祓ってやるからな!!」
おぉ〜、頼もしいじゃん
「いつでもおいで、相手したげる」
にこっと少年くんに笑いかけると、
少年くんの顔は真っ赤になった
「〜〜っ//」
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天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい!楽しみにしてます! (2020年4月29日 14時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです!更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね!ではでは、続き待ってます!この際だから、お気に入り入れときます! (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみみ | 作成日時:2020年1月25日 14時