捌番目の仲直り ページ24
Aside
あれから我にかえった私は、土下座をしながら普に何度も謝った
しかし、普は私の頭を優しく撫でて土下座を止めるよう促した
……そんなに優しくされたらまた泣いちゃうでしょぉお！！
私が号泣しだすと、普は私の頬に触れ、指で涙を拭ってくれた
「……A、もう大丈夫だから泣かないで」
「ごめんねぇぇええ普ーー！！
私、普になんて酷いことを……！」
「大丈夫だって」
「でも、でもっ…！！！」
「……しつこいよ、A」
「っ……」
不意打ちだった。
普は私の顎を持ち上げ、少し強引に口を塞いだ
何度も角度を変えたりして、段々と深くなっていく
少し苦しくなってきた私は、普の胸板を押して離れようとしたが、普の腕は私の腰や後頭部をガッチリ抑えていた為、逃げられなかった
ようやく離れたと思うと、普は微笑みながら、私の頬を手で優しく包んだ
「…ねぇ、A
苦しかった？」
「……はっ、……はぁ……当たり、前でしょ……」
「じゃあこれでお互い様だね」
「…っ…え？」
酸欠のため、頭がぐるぐるして普の言っていることがあまり理解できなかった
「……お、たがい……さま…？」
普はニコッと笑って苦しそうな私の背中をさすってくれた
「俺はAに首を絞められて苦しかったけど、Aは俺にキスされて苦しかった
だからお互い様だよ」
…ほんと普ってキザなとこあるよね…
内心、キマった…！って思ってるんだろうな
でも、優しいなぁ……やっぱり普は。
「じゃあA、これから俺といいこと…」
「しない。
それに私これから持ち場に戻らないと」
そう言うと普は不服そうな顔をしていたが、構わずにトイレから出ると、遠くから誰かがこちらを覗いてる気配がした
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天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2020年4月29日 14時) (
レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです！更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね！ではでは、続き待ってます！この際だから、お気に入り入れときます！ (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみ | 作成日時：2020年1月25日 14時
