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＊そして ページ8
翌日、おふれが出された
内容は
【元王族：ソレイユ・タエヴァス、違法医術で処刑】
というものだった
国はさらに混乱に陥った
当然リュンヌにもこの知らせは届いた
「今度は絶対に守る」
もう一度決意してリュンヌは父親に会いに行った
「父上も聞かれたでしょうが、ソレイユの件」
「わかっている。だが助けにはいかん」
「なぜです」
「これ以上あいつらにはあらがえない」
「ソレイユは、、あなたの息子でしょ」
「幼い妹と弟がいるのだ。それにお前も私の息子だ」
「俺がいるからいいとでもいうんですか」
「ああ」
「ソレイユはソレイユだ！代わりなんていないだろ」
「ああ」
「おじいさまは最後まで諦めなかった」
「ああ」
「あんたは、もっとすごい人だと思ってた」
「・・・・・」
「助けに行けよ」
「すまない」
「え？・・・・くそっ」
「もういい、あんたは俺の父親じゃない。俺は一人で行く」
ここまで行っても父親は「ああ」
しか言わない
そんな父親、リュンヌは心底嫌いになった
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作者名：ゆうん | 作成日時：2021年3月10日 23時
