いない…。 ページ11
Side:Sonic
今日は鍋にしようかな、なんて考えながらカゴに食材を入れていく。
「あ、こっちの方が安いな」
俺らの食費は勿論、報酬から出ているし決して貧しいわけでもないけど人数も多いしやっぱり少しでも安い物を買うようにしている。
こういう努力も大事だからね！
いろいろ悩んで10分ほど。ちょうどお菓子コーナーの傍だし先にファルっちと合流しようとそっちに足を向けた。だけど。
「いない…」
あれほど念を押したのに姿が見えない。全くどこに行ったんだか。とりあえずそのうち合流出来るだろうと残りの買い物を済ませる事にした。
「…おかしい」
買い物が終わりスーパーで待つこと10分。未だにファルっちがどこに消えたのかわからない。携帯にも連絡入れたしなんならアジトにも一応と電話した。しかし、帰ってきてはいないらしい。
電話しよう。そう思い携帯を取り出して掛けて見るも繋がらない。ほんとにどうしたのだろうか。
買い物袋を持って突っ立ってても仕方がないと思い、俺は一旦アジトに帰る事にした。
「ただいま」
「あ、おかえり。ファルコンくんと会えた？」
アジトへ戻るとラピと会ってファルっちの事を聞かれた。やっぱりまだ戻ってない…。
俺が黙って首を振るとラピは驚いた。
「じゃあ、ファルコンくんどこに行っちゃったんだろう。まさか迷子じゃあるまいし…」
「あ、ソニックおかえり。ファルは？」
後から来たコマンダーにも首を振って買い物袋を手渡した。
「ごめん、今日ちょっと当番変わってくんね？ラボ行って探す方法聞いてくる」
「いいよ。何か協力する事あればメンバーに声掛けてね」
了解。と伝えて俺は地下へと続く階段を駆け下りた。
「おい、ギークかドクターいるか！？」
広めのラボででかい声を出すと物陰からひょっこりとギークが顔を出した。
「おー、ソニじゃん。どした〜？」
「ファルっちが見つかんねぇんだ。探す方法ない？」
緩く俺に話し掛けてたギークだったけど、名前を聞いて顔が一瞬強張った。
「え、ファルちゃんまだいないの？」
「そうなんだ。あれから連絡さえ入ってない」
「いくらファルコンでも迷子は有り得ないだろうしね」
ぱっと顔を声がした方に向けると奥からドクターが出てきた。
「ギークちゃん、とりあえずGPS」
「分かってるよ」
そういうとギークはパソコンをいじり始めた。こいつとドクターは武器開発だけじゃなく、パソコン関係にも強い。
「だめだ、電源切られてる」
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蜂蜜色羽(プロフ) - 初めまして！この作品、初めて読ませて頂きましたが、凄く面白かったです！ファルちゃん可愛ぇぇ...//ついついいつもの癖で、JUMPの方のメンバーの名前を言ってしまいます笑 更新、頑張って下さい！待ってますo(*>∀<*)o (2018年4月14日 0時) (
レス) id: 72f4a1517b (このIDを非表示/違反報告)
こここ - 初めて読みましたがとっても面白いですね更新頑張ってください (2018年3月23日 18時) (レス) id: 837f101c5e (このIDを非表示/違反報告)
まいみ(プロフ) - しほぉん…*.♪さん» 全然構いませんよ！むしろ何度もありがとうございます！これからも宜しくお願いします♪ (2016年4月30日 22時) (レス) id: acb7b32ea3 (このIDを非表示/違反報告)
しほぉん…*.♪(プロフ) - またまたすみませんwwとっても面白いです!!頑張ってくださーい♪ (2016年4月30日 21時) (レス) id: 8c6673fcdf (このIDを非表示/違反報告)
まいみ(プロフ) - しほぉん…*.♪さん» ありがとうございます！コマファル好きって言ってもらえて嬉しいです！ゆっくりですが頑張っていくのでこれからも宜しくお願いします！ (2016年4月20日 8時) (レス) id: acb7b32ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいみ | 作成日時：2016年3月22日 19時
