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「あ、あのっ！Aセンパイ！！」
俺はセンパイに声をかけた。
「うわ、日向だいた〜ん！」
うるせえ月島っ！！ヤジいれんな！！
「日向、ぬっ、抜けがけか！？」
「そんなんじゃありません！！」
田中さんまで！？
「ん、なに？」
センパイはスポドリを作る手を止め、俺の方に向き直ってくれた。
「センパイは、ジャパ……牛島さん、に、無理矢理入部させられたんですか？センパイはバレーが好きですか？」
「ちょ、日向……！」
そう訊くと、大地さんが焦ったように俺の名前を呼んだ。
俺、スガさんから噂を聞いた時からずっと気になってた。さっき、白鳥沢のイケメンがジャパンに諸悪の根源はお前だって言ってた。それが本当なのか、ジャパンがセンパイを本当に無理矢理入部させたのかは分からない。
もしそれが本当で、センパイが別にバレーが好きじゃないなら……それってすごくつまらないと思う。
いや、人には誰にだって好き嫌いがあるから別にセンパイがバレーを嫌っていても俺がとやかく言う資格はない。
……けどそれってやっぱり、すごくつまらないと思う。
せっかく全国3本の指に入るスパイカーがいる強豪校のマネージャーやってるのに勿体無いと思う。
「ごめんなさいね、今のは気にしないでくださ「？マネージャーには、自分の意志でなったよ？……あ、遮ってごめんなさい」あ……いえ、大丈夫です」
Aセンパイと大地さんが頭を下げ合う。
「えっと、バレー？……うん、好きだよ。大好き」
「っ！ハイっ！！」
そう言って少し恥ずかしそうにふふっと笑ったセンパイはとても綺麗だった。
よかった。ただの俺の考えすぎか。
しかし、そんなセンパイの美しさに当てられて田中さんとノヤっさんが倒れた。
「おい、しっかりしろ！」
大地さんが二人に声をかけるも、ふたりはなんかふわふわしてた。
「う、美しいは正義……！！」
「ああ……世界が、希望に満ちて……輝いて見える……！！」
「もうコイツら引きずっていきましょう」
そして有言実行する縁下さん。よ、容赦無い……
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たなぱし(プロフ) - 田畑とあさん» 田畑とあさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張りますね（^^*） (2017年8月29日 9時) (
レス) id: 47f42923ee (このIDを非表示/違反報告)
田畑とあ(プロフ) - 応援してます！更新楽しみにしてます！ (2017年8月29日 3時) (レス) id: a96b3e8621 (このIDを非表示/違反報告)
たなぱし(プロフ) - 雑食性のハトさん» 雑食性のハトさん、コメントありがとうございます！若利君は可愛いですよね〜。あ、アレですよ？最近テスト等で余りにも多忙だったので、恋人の居ない現状に対する皮肉も込めてリア充になったとお知らせ致しました！…笑うしかないです笑笑応援ありがとうございます！！ (2017年8月21日 11時) (レス) id: 47f42923ee (このIDを非表示/違反報告)
雑食性のハト(プロフ) - 若利君、かわよす。そして作者さま、リア充になったのですか。。。尊敬します…(;^ω^)そして更新、頑張ってください〜♪ (2017年8月20日 22時) (レス) id: 56f9ba41b1 (このIDを非表示/違反報告)
たなぱし(プロフ) - 男性声優大好きさん» 男性声優大好きさん、コメントまたまたありがとうございます！良いお話だなんてありがとうこざいます！凄く励みになります！！更新頑張りますね(`･ω･´) (2017年8月10日 20時) (レス) id: 47f42923ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たなぱし | 作成日時：2017年4月23日 11時
