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幼馴染のよくできました。 ページ6

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「話すにしても、話さないにしてもね、京治にはなるべく心配させたくなかったの。まあ、嘘ついてもやっぱりすぐに見破られちゃったんだけどね……」





そう言って少女は力なく笑った。





「だから、話すことにしたの。それに……」


「それに?」


「…それに、私が京治の立場なら、やっぱり言って欲しいかなって、独りで悩みを抱えて欲しくないなって思ったの。どんなことでもね。だって、大切な幼馴染だから」


「…うん、それは俺も同じ」





少女は少しの安堵を覚えた。赤葦も自分と同じように考えてくれていたからだ。





「……でも、やっぱり言わないほうが良かったのかも。もし京治が怪我でもしたら……ごめっ…ほんと、今更過ぎる、よね」





そう言った少女の瞳にまた涙が溜まる。声が震える。



そんな少女を、赤葦が優しく抱き締めた。





「俺は、Aが話してくれて嬉しいよ。俺に隠してるの耐えられなかったってことだろ?俺に心配させるの辛かったってことだろ?」


「ん、…」





少女はこくんとうなずいた。





「それだけで俺は十分だよ。て言うか、今は俺よりAの心配をしなきゃダメだろ」


「そう、かな…」


「そうだって」


「……ほんとにごめんね、京にっ、!」





赤葦は少女の頬をムニッと引っ張った。





「ごめん、じゃないだろ?」





パッと京治が頬を離す。





「……うん、ありがとう」


「はい、どういたしまして」





よくできました、という意味合いを込めて赤葦は少女の頭を撫でた。

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幼馴染の禁止令。→←私の思考の放棄。



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たなぱし(プロフ) - ごくえんろうさん» わ、ヤンデレ牛島君(なんか闇金ウシジマくんみたい←)もご覧になっていだだけてるんですね!!嬉しいです^^牛島君のヤンデレは他ではあまり見かけませんよねー。自分得で書かせていただいてます笑 (2017年3月18日 7時) (レス) id: 8222ef3129 (このIDを非表示/違反報告)
ごくえんろう(プロフ) - たなぱしさん» 私は真っ黒黒葦派です(笑) ヤンデレ牛島君も読ませていただきました! 赤葦君も牛島君も好きなので嬉しいです(*´艸`*) (2017年3月18日 0時) (レス) id: 82fd8ee9bf (このIDを非表示/違反報告)
たなぱし(プロフ) - ごくえんろうさん» たなぱしとしては赤葦君好きが増えて何よりです!ただ、続編では赤葦君の印象がガラリと変わってしまうので……ちなみにたなぱしは真っ白葦も真っ黒葦もイケるクチです。もう赤葦君なら、なに葦でもイイです。赤葦に幸あれ(真顔)← (2017年3月18日 0時) (レス) id: 8222ef3129 (このIDを非表示/違反報告)
たなぱし(プロフ) - ごくえんろうさん» ごくえんろうさん、コメントありがとうございます!うわああ、本当ですね!最後の最後に締まりませんね!←これは圧倒的誤字ですね。指摘ありがとうございます!!! (2017年3月18日 0時) (レス) id: 8222ef3129 (このIDを非表示/違反報告)
ごくえんろう(プロフ) - ストーリー、とても面白いです!赤葦君をこの小説で好きになりました! あの、私と幼馴染と車内で。の最後らへん、『赤葦はスルッと』の部分なのですが、少女戸になっています。誤字ではないでしょうか。長文、失礼しました。 (2017年3月18日 0時) (レス) id: 82fd8ee9bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たなぱし | 作成日時:2017年2月8日 21時

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