【名探偵コナン】貴女「バーボンと――役なんて嫌よ」安室「僕は別に貴女となら良いですけど？」貴女「っ…///」

six.【貴女side】 ページ6

バーボンを引き止めた。

腕には血。

慌てて私は包帯や消毒液などを取り出す。

『馬鹿じゃないの？！アンタねぇ？！私を置いて帰るつもりだったの？ふざけないで！こんな怪我してまで標的を生かして…本当…馬鹿…』

声はどんどん小さくなってしまった。

バーボン「軽く撃っただけですから平気です『平気じゃないでしょ！』…すみません」

怒鳴り散らした私は、とりあえず血を拭き取ってから包帯を巻く。

……バーボンの言った通り、怪我はあまり酷くはなかった。

『…これで、よし…っと。』

…暫く沈黙の時間が訪れる。

何か居づらいな

『もう私、帰る。……アンタの車で』

バーボン「じゃあ送り……、ん？」

『アンタの車の鍵は取ったわよ。歩いて帰れば』

バーボン「怪我人に歩かせるんですか？！」

バーボンを無視して私は駐車場へ。

歩きながらスマホをポケットにいれる。

『………本当に歩かせるわけないじゃん』

誰にも聞こえないような小さい声で呟く


タクシー呼んであるし。
お金もバーボンのポケットにねじ込んだ。

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