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「ほな、行こか。」

その言葉と同時に私達は歩き出した




そこから、私達は材料を買い、ショッピングモールを歩いていた

そこには出張に来ている美味しそうなクレープ屋さんがあった

(お、おいしそう…!!)

じっと見つめている私を北先輩は見つめ、

「高坂さん、食べたいんか?」

そう言った

『え?い、いや…別にですよ。』

「・・・そうか?」

そんなに見ていたのか…と私は反省をした

「高坂さん、どっか行きたいとこあるか?」

「どこでも付き合うで。」

『あ、あの…新しい服がほしいんですけど…』

『その…』

流石に女子の服の買い物に部活のキャプテンを連れていくわけにはいかない

『す、すみません、やっぱりなんでもな「ええよ。」

『・・・え?』

『いや、時間かかりますよ?それに北先輩が退屈になるだけです!!』

「どこでも付き合う言うたやろ。」

「俺も少し気になんねん。」

北先輩はそう言って、服系のブランドが並ぶフロアへ歩き出した

『・・・・・』

私は放心状態のまま北先輩の背中を追った





『うーん…』

『これ、どっちがいいと思います!?』

「高坂さんならこっちの方が似合うんとちゃうか。」

『やっぱそうですよね!!ありがとうごさいます!』

私達は結構楽しんでいると思う

普段私はこういうのを決めるのは時間がかかるタイプだが、北先輩のお陰かすんなりと決まった

「すまん、ちょっとお店の外出てるわ。」

「終わったらそこのベンチで待っとってや。」

私が会計をしようとしていると、北先輩がそう言った

「すみません!私ばっかり満喫しちゃって…」

「俺は全く気にしてへんよ。」

「ほな、またあとでな。」

そう言うと北先輩はお店から出ていった

自分の行動に反省をしていると店員さんに話しかけられた

「えらい優しい彼氏ですね…」

「憧れちゃうわあ…」

『か、彼氏じゃないです!!部活の先輩で…』

その言葉に店員さんはとても驚いていた

「違うんですか!?えらいイチャイチャしてはりましたけど…」

「大事にされてるのが伝わってきましたよ。」

鏡に映る私の顔がどんどん赤くなっていく

「青春ですね!!」

そんな謎の話をして会計を済ませた私は言われたとおりベンチに座り、北先輩に終わったと連絡をいれた

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作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時

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