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『皆さん!お土産です!!』

私はバレー部の手伝いをしに来ていた

「おぉ!!!ん???」

皆が不思議な顔をしながらみている

「なんやこれ。」

『ストラップ。狐の。』

「いや、みればわかるわ。」

「なんでこれ選んだん?」

『え、似てたから??』

「「「・・・・・」」」

「かわええな。これ。」

そう言ってくれたのは北先輩

『ほ、ほんとですか!?』

「なんか見てると愛着湧いてくるわ。」

「せやな!!かわええ…」

3年生の皆さんと治、理石には高評だ

『侑…どうかな…』

「っ…か、かわええんとちゃう!!!」

『ほんと!?』

『買ってきてよかったあ…』

「これ、部活の鞄に付けようかな。」

そう言って、鞄につけてくれたのは角名

「お!それええな!!俺も付けよ。」

皆賛同してくれて続々と付けられていく狐

『あ、ちゃんと食べ物のお土産もありますよ!!』

「よっしゃ!!!Aナイス!!」





「高坂さん、ドリンク運ぶの手伝うで。」

北先輩はよく私の仕事を手伝ってくれる

(本当に申し訳ない…)

『あ、そういえば北先輩。そろそろドリンクの材料がなくなりそうなんですけど…』

『稲荷崎って部員が買いに行く感じですか?』

「そうや。普段は俺が買いに行ってるんやけど…」

『私が行きます!!!』

「え?」

『私に行かせてください!!北先輩はゆっくりしていてください!』

(普段の恩を返すとき!!)

「いや、けど…めっちゃ重いで。」

『大丈夫です!力には自信があります!』

「・・・・・」

「じゃあ、一緒に行こうや。」

『え?』

それじゃあ、意味がないんですよ!!北先輩!!

『いやいや!!私が行きま「あかんか…?」

(ず、ずるい!!!)

そんな北先輩の願いを断る事が私に出来るわけもなく、私は北先輩と買い出しに行く事になった

「高坂さん、明日暇か?」

『暇です!!』

「じゃあ、明日部活もないし一緒に行こか。」

『はい!!!』

(楽しみだけど緊張する…)



そんな私たちを皆が見つめていた






部活終わり、前を歩く皆の鞄に私のあげた狐が付いていることに大きな喜びを感じるのであった

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作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時

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