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楽しい2日間というのはあっという間に過ぎ去ってしまう

私は行きは宮城に寄ったが、帰りはそのまま神戸へ帰ることにした

何故か空港には合宿に参加した全員がいる

『お見送りとか、本当に大丈夫でしたのに…』

『皆さん帰るの遅くなるじゃないですか!!』

「俺たちが送りたいからそうしてるんだよ、Aチャン。」

「素直に甘えとけー!」

『うぅ…』

そろそろ出発の時間

『皆さんとの合宿とても楽しかったです!!』

『新しいことも沢山学べました!』

『他校の私を参加させてくださり、本当にありがとうございました!!!』

そう言って頭を下げ、私がゲートに向かおうと歩き出すと

「A!!!

私を呼ぶ声が聞こえた

クロくんだ

「A、本当にマネやってくれてありがとう。すげー助かった。」

「多分このメンツで合宿またやると思うからさ、Aが来てくれたらめっちゃ嬉しい。」

そう言ってクロくんは笑った

「俺も…俺も待ってるから…」

『・・・研磨…』

「久々に会えて凄い嬉しかったよ…」

研磨が微笑んだ

『わ、私もだよー!!!!』

私は研磨とクロくんにタックル並の勢いで駆け寄った

「ちょ!危ないでしょうが!!」

『えへへー笑』



「A!!絶対次も来いよ!俺のサーブ見せてやる!」

『木兎さん!!絶対来ます!』

「A、疲れてるでしょ。ゆっくり休んでね。」

『赤葦…!!』

(もしかして、お母さん??)

『本当に優しすぎ…ありがとう…』

「Aちゃーん!また沢山話そうね!」

「いつでも連絡、待ってるよー。」

「かおりさん!雪絵さん!本当にありがとうございます!」



「A、今度は宮城でゆっくりしていけよ。」

『澤村先輩!!もちろんです!』

「Aー!また会おうな!」

『もちろん!次は西谷と田中の話もききたいしね笑』

「俺に話させたら全部潔子さんの話になるぞ?」

『田中…笑』



「A先輩!!」

『日向!!あの速攻凄すぎるよ!!』

「・・・・・」

速攻の話をすると明らかに顔を曇らせた日向

『なんか悩み?』

「・・・はい…」

『影山と話し合ってみたら?影山が何て言うかはわからないけど…』

「そうですね…!ありがとうございます!!」

日向がみるみる笑顔になった

『影山!!日向と仲良くやるんだよ!!』

私は奥の方にいる影山に向けて言った

「・・・?はい。」


『それでは、皆さん!また会いましょう!!』

満足した私は今度こそゲートに向かって歩きだした

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作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時

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