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そんなこんなで1日目の練習を終えた

「美味い!!」

「めっちゃ美味しいよ。」

そう言って一番に褒めてくれたのは田中と縁下

今日の夕食はマネージャー皆で作ったカレーだ

結構美味しく出来たと思う

「おかわり!!」

「俺もお願いします!!」

あちこちから聞こえてきたおかわりを求める声

『多めに作っておいてよかったですね。』

「ほんとだよー。男子高校生は凄いねー。」

一瞬で鍋は空になった





現在、私はマネージャーの皆さんとお風呂タイムだ

『広い!!!』

「本当だね!凄い気持ち良い…」

どこからか男子の声が聞こえてくる

「結構男子の方の浴場と距離近いんですね…」

「多分今は2年生の時間だった気がするな…」

『絶対西谷と田中だと思います笑』

「山本くんの声もするねー笑」

私はあることに気がついてしまい、男子に聞かれないよう小声で言った

『皆さん、スタイル良すぎません??』

「ねー、本当羨ましいよ。」

『かおりさんもとても素晴らしいですよ…』

「Aちゃんだっていいじゃん!」

英里さん…優しすぎる…

合宿に来てから、他校のマネの人とも関わるようになり、話せるようになった

あまりこんな機会はなかったので私はとても嬉しかった

バレー部の話や女子同士でしか出来ない話をして盛り上がった

長時間入りすぎていたようだ






お風呂から出て部屋に戻る途中、喉が渇いた私はホールにある自動販売機まで来ていた

皆さんにも買おう、と思い何にするか悩んでいると

「これ。美味しいよ。」

後ろには研磨がいた

そして研磨が指差したのはりんごジュース

『りんごジュース…?』

『小さい頃からりんご系が好きなのは変わらないんだね笑』

私がそう言うと研磨は少しムッとした顔をした

「美味しいでしょ。りんご。子供っぽいって?」

『ううん、全然!なんか安心しただけ!』

そこから私達は少しの時間、昔話に花を咲かせた

『じゃあ、皆さん待ってると思うから行くね。ありがとう研磨!!助かったよ!』

『明日も頑張ろうね!!』

「うん。じゃあ俺はこれにしようかな。」

そう言って研磨が買ったのはオレンジジュース

「A、好きだったもんね。」

『今でも大好きだよ!!お互いの好きなもの交換だね!』

「好きなもの交換って笑」

「じゃあA、また明日。」

「明日感想言うね。」

研磨は少し微笑んで手を振ってくれた

私も!!と言い、研磨に手を振り返して急いでマネ部屋に向かった

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作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時

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