35 ページ35
ある日の夜、宮城の高校の先輩から連絡がきていた
澤村先輩A久しぶりだな、元気か?
澤村先輩ちょっと相談があるんだけどさ
澤村先輩7月7日から2日間、東京で4校と合宿があるんだけど、その内の1校がマネいなくて
澤村先輩もし暇だったら来ないか?
(合宿!?!?絶対楽しいじゃん!!)
(行くに決まってるよね!!)
Aお久しぶりです澤村先輩!!元気にやってますよ
Aお誘い、ありがとうございます!!
A暇なので、是非参加させていただきたいです!!
A皆には内緒でお願いします!びっくりさせたいので笑
そう送信すると私はベッドに入った
(合宿が楽しみでしょうがない…!!)
『宮城ーー!!ただいまーーーー!!』
7月6日金曜日、私は学校を帰ってすぐに、まず宮城に向かった
実質的には3ヶ月と少ししか離れていないのだが、とても懐かしい感じがする
私はすぐに元々通っていた高校に向かった
通っていた高校である"烏野高校"の門を私は通った
(早く部室に行かなきゃ!!)
今はきっと部室にいる時間だろう
周りの視線が気になる…
(そりゃあ当たり前か、私服着てるしね。)
私はルンルンで排球部の部室の前に立ち、そして扉を開けた
『ただいまーーー!!!』
部室の中には見知った顔の他に見たことない子もいた
(1年生かな?)
「「A!?!?!?」」
そう言い叫んだのは同い年の2人
『田中ー!!西谷ー!!』
私達は再会を喜び合い肩を組んだ
「久しぶりだな!元気にしてたか?」
『超元気!2人も元気そうだね!!』
『てゆうか、西谷戻ってきたんだ!よかったあ…』
「ああ!待たせたな!エースも戻ってきてるぜ!!」
西谷が指差した方向にいたのは懐かしの顔
『東峰先輩!?お久しぶりです!!』
「おおAちゃん、久しぶり。」
「去年は迷惑かけちゃってごめんね…」
「また旭がネガティブしてるよ…」
振り向くとそこにいたのは…
『菅原先輩!!!』
「久しぶりだなーA。」
菅原先輩は、私の頭を優しく撫でた
『菅原先輩なんか明るくなりました??』
菅原先輩は少し驚いた顔をした
「そうかも。」
そう言った菅原先輩は優しい顔をしていた
「A先輩…?」
私の名前を呼んだのは中学校の後輩である影山飛雄だった
385人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時