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自己紹介が終わり、私は早速マネージャーの仕事を始めた

やはり高校ごとにより仕事の内容は少しずつ違っているようだ

タオルの用意やドリンク作りなどは、上手く行ったと思う

「あかん、こんなにタオルがフカフカなんはこの学校来て初めてや!!」

「ドリンクもめっちゃ上手いわ。マネが居るだけでこんなに違うんやな。」

(なんか皆褒めてくれてる!?!?)

昔から頑張ってたかいがあったな、と思った

マネなので、選手達の記録もつけるわけだが…

「今のどや?」

「もう少し高めでお願い。」

角名が侑に言うと次のトスは先程よりも高く上がった

「今の凄い打ちやすかった。」

「せやろ!?このくらいだと思ったわ!!」

(適応能力どうなってるの??)

『1本1本がレベチなんだけど??』

『流石強豪校…』

(ほんとにこの人達高校生??)

そんなこんなで私のマネ体験1日目は終了した


2日目は3対3をした

私の一言感想

(角名のブロックがかっこよすぎる!!!!!)

「ここまできたらファンやな。」

『う、うるさくしてないよ!?!?』

「そういう問題ちゃうわ!!」



「Aちゃん、マネどう?」

『超楽しい!!やっぱバレーっていいね!』

4時間目終了後、幸と遥花と昨日のことについて話していた

「そっかそっか!よかった!!」

「吹部入ってもいいんだよ?」

『遠慮しとくね。』

「A…」

『?遥花どうしたの?』

遥花が複雑そうな顔をして私の名を呼んだ

「もし、何かあったら私達を頼ってね。何でも相談して。」

その言葉に幸も顔を曇らせた

「そうだよ!!私達は味方だからね!」

2人とも真剣な表情をしている

『・・・?もちろん!!』

私は2人が言っている意味がよくわからなかった

「Aーーーーー!!!」

声の主は侑だった

侑の横には、治、銀、角名もいる

「侑うっさいわ。そんな大きな声出さんとも聞こえとるやろ。」

「はあ?大きい方が聞きやすくてええやろ!!」

「2人ともよせや!!回りの迷惑になるやろ!!」

2人の喧嘩を銀が仲裁している

銀の仲裁まで含めて、双子の兄弟喧嘩なのだ

部活中もよくあることなので、少し見慣れてきてしまった

「A、今日昼一緒に食べない?」

4人は私を誘いに来たらしい

「いいやん!私らのことは気にせんで!」

「楽しんでな。」

『そう?じゃあ、お邪魔しようかな!』

今日の昼はバレー部男子と食べることになった

教室で、2人が心配そうな顔をしていることには気づかなかった

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作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時

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