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『いや?単純に宮侑って謝れるんだなって思って…』

正直とても驚いている

「お前は俺をなんやと思ってるん!?」

「素直に俺の謝罪を受けとれや!!」

『正直あんまり気にしてなかったからなぁ…』

「いや、だいぶ根に持ってたやろ…凄かったで。」

宮侑はムッとしたような顔をした

「ほら!言ったやろ!?こんな奴に謝る必要なんてないってーー「おい治!!何撮ってんねん!!」

「動画やけど?」

「ほんまなら角名も一緒に来るはずだったんやけど…用事が出来てしもたらしくてなあ。」

「遅れていくから動画撮影頼むって言われたんや。」

「角名…覚えとれよ…」

「治!!お前撮んなや!!!」

「別にいいやろ、侑が女子に謝ってるところなんてなかなか見れへんからな。」

そう宮治が言うと同時に双子で喧嘩を始めた

(これが噂の兄弟喧嘩…流石に大男2人で喧嘩は怖いな…)

「侑、治。」

空間が一気に冷えきるような感じがした

「「・・・・・」」

(北先輩の力…恐るべし…)

さっき宮侑が嫌々謝った理由がわかった気がする

御愁傷様…

「と、ともかく謝ったからええやろ!!」

「き、北さん…ほんまにこの女子がマネになるんですか!?」

宮侑が私を指差しながら言った

「ああ、高坂さんさえ良ければな。昔マネやったことあるらしいし…」

宮侑は、いかにも反対です!といったような顔をしている

「それに侑も、高坂さんが銀に語ってたところを見てたんやろ?」

『え??』

みられてた??

『聞いてたの!?』

「バッチリ聞こえとったで。侑も満更でもなさそうやったわ。」

「おい治!!!嘘言うなや!!」

「そういや侑、Aが侑のプレー絶賛して、セッターかっこええって言ってたで。」

『銀???』

これは一応嘘ではない

試合をみた次の日も銀と少し話していたのだ

「・・・・・」

宮侑が急に黙った

「わ…わかってるやないか!!」

『・・・え?』

「セッターかっこええよな!!やっぱそうよなあ…」

「しかも試合の感想のとき、俺が上手く行ったと思ったプレー絶賛してたし…」

「お前、見る目あるなあ!!!」

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作者名:ほの | 作成日時:2024年3月2日 16時

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