検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:19,571 hit

#05 ページ5

し「あの、俺、結構前からAのこと好きだったんだけど、もしよかったらさ、俺と付き合ってくれん…?」

校舎裏に放課後に呼び出されて、

柴田から気持ちを伝えてくれたんだ。

周りからの後押しもあり、


「私も、柴田のこと好き…お、お願いします…」


私の返事はしどろもどろになりながらも、

もちろんOK。

友達からは「ようやくくっついたか〜」って。

こんな私でも

青春ってできるんだなぁって思った瞬間だった。

それからの日々は天国のように楽しかった。

クラスが違ったため、

休み時間になれば必ず柴田が迎えに来てくれるし、

下校も一緒にしてたな。

ひゅーひゅー!とか言われながら。

休日はデートとか。

カップルみたいなことは

そこそこできていたんじゃないかな。


そんなこんなで私も高校を卒業し、大学生に。


頭の良かった柴田は

愛知県内でもかなり偏差値の高い大学に入学した。

私たちは学校が違ったため、

毎日会うことはできなくなったけど。

それでも私たちの愛は確かにあった。


あの日までは...。

#06→←#04



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:#Love | 作成日時:2020年10月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。