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#05 ページ5
し「あの、俺、結構前からAのこと好きだったんだけど、もしよかったらさ、俺と付き合ってくれん…?」
校舎裏に放課後に呼び出されて、
柴田から気持ちを伝えてくれたんだ。
周りからの後押しもあり、
「私も、柴田のこと好き…お、お願いします…」
私の返事はしどろもどろになりながらも、
もちろんOK。
友達からは「ようやくくっついたか〜」って。
こんな私でも
青春ってできるんだなぁって思った瞬間だった。
それからの日々は天国のように楽しかった。
クラスが違ったため、
休み時間になれば必ず柴田が迎えに来てくれるし、
下校も一緒にしてたな。
ひゅーひゅー!とか言われながら。
休日はデートとか。
カップルみたいなことは
そこそこできていたんじゃないかな。
そんなこんなで私も高校を卒業し、大学生に。
頭の良かった柴田は
愛知県内でもかなり偏差値の高い大学に入学した。
私たちは学校が違ったため、
毎日会うことはできなくなったけど。
それでも私たちの愛は確かにあった。
あの日までは...。
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作者名:#Love | 作成日時:2020年10月24日 20時