#朝ご飯 ページ2
てっちゃんが二日酔いのひどい私の代わりに朝ごはんを作ってくれている。
てっちゃんちゃんと上手に作れるかななんていう心配半分、私のことなんでも分かってくれる彼氏がいて心強い半分で、さっきから心臓がうるさい。
て「もう少しでできるからもうちょっと待ってて」
さっきから鼻歌交じりでルンルンしているてっちゃん。
パンケーキをフライパンでひっくり返そうとしたそのとき......。
て「あー！」
キッチンからデカイ声が聞こえてきたから重い腰を上げそちらへ向かうと、
「あらら......」
真っ黒焦げになったパンケーキが無残な姿で床に落ちていた。
て「ごめん！もう一回作り直すから......」
「大丈夫大丈夫。私と一緒にやろう？」
てっちゃんには料理を教えてこまなければならないな、これだと。
てっちゃんをバッグハグする形で彼の手を握る。
「まず焼くときはバターを敷いて」
て「......こう？」
「そうそう！次に生地を流し込んで......」
「ん？どうしたのそんなに私のこと見ちゃって」
て「いやあ、Aが可愛いなあって思って」
「ふふ、ありがと。てっちゃんもかっこいいですよ。はい続き......」
て「......ねえ、ちゃんとこっち見てよ。俺、最近仕事忙しくて朝くらいしかAといる時間ないのに。もうA不足......」
確かに最近てっちゃんといる時間が短くなっていた。
「私も、てっちゃん不足......ぎゅーしよっか」
お互い今までの時間を埋めるように、抱きしめあった。
て「......Aの顔真っ赤」
「それはてっちゃんもでしょ？早く朝ごはん作ろ？お腹空いちゃった」
それからちゃーんと教え込んだ。
さっきよりもてっちゃん、うまくお料理出来るようになった、かな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
#Love(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ありがとうございます！天然ちゃんと過保護な橙さん、書いていて楽しかったです！リクありがとです！(^^) (2020年7月12日 20時) (
レス) id: d0c0c8bd81 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 天然だけど芯のある夢主ちゃん、素敵です！これだから#Loveさんの小説はやめられないってばよ！！！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
#Love(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» わー！リクエストありがとうございます！！是非とも書かせていただきます！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: d0c0c8bd81 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - ちょっと抜けてる天然彼女さんとそんな彼女さんが大好きで甘々で過保護な橙さんが読みたいです！！！！！ぜひよろしくお願いします！！！ (2020年6月14日 10時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
#Love(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» コメントありがとうございます！めっちゃリクエスト欲しいです←橙さん甘々書くの頑張ります！ (2020年6月12日 19時) (レス) id: d0c0c8bd81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：#Love | 作成日時：2020年5月25日 21時
