僕の飼い主は (ページ4) - 小説

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なまえページ4

僕の名前はなんだったっけ
あの人がくれた名前は
すぐ覚えられたのにな

もう一匹の家族は無事かな
あの人、泣いてないかなぁ
いつもはバーンって打って、バーンって投げて
あんなにかっこつけさんなのに、
僕を見たらすぐに顔を歪ませて
僕のお腹に顔を埋めてたの、ずーっと覚えてるよ

“のんくん”

あぁそうだ、僕の名前は“のんくん”だ
あの人がつけてくれた名前と似てるなぁ

早くあの人の顔を見に行きたいよ

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作者名：NON | 作成日時：2024年1月8日 14時