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6話 ページ7

「おじゃましまーす……」

探偵事務所に居る小五郎さんに挨拶をしようとドアを開けたら異様な光景が目に入った。

忙しいかは書類でもやってるのかな、とか思って小声で入ったら、昔に来た時とほとんど変わらずアルコール臭のする散らかった場所だ。

蘭ちゃんがこまめに片付けているだろうから、まだマシな方だけど。
しかし散らかした当人はヨダレをたらして爆睡です。

「まったく」

これじゃあ寝るにも寝れないや。俺のプライドがこの散らかし用を見逃せない。それに学校帰りの蘭ちゃんの手間を少なく出来たらいいから。

こうは言ってみるが小五郎さんだって悪い人じゃないからな、ちょっと大雑把な所があるだけで。

お手伝いの開始――

「うぉっとっと、」

いっぽ踏み出したら頭がグルグルして危うく地面とごっつんこする所だった

「お兄さん何やってるの!? 部屋はこっちだよ! おじさん寝てるから後で僕が説明するから」

「いや、片付けようかなって思って、平気だからやらせて、ね?」

「それなら、僕もやるってばぁ」

本当に、もう。仕方がないこの6本の缶を捨てるだけにしよう。そうしてから体を休めたって問題はないよね

「ねぇ、ほんとうに!? さっきよりも顔赤くなってきてない!? ねぇお兄さんってばぁ」

これだけ、これだけね。これはお兄さんでも譲れないよ、コナン君。片付けは正義だからっ

「くふふふふ」

「お兄さん、熱で頭壊れた?ねぇ?」

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作者名:プルポリー | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年9月26日 21時

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