二十二話 主治医side ページ23
※改めて評価、お気に入りありがとうございます。 亀更新継続中ですみません。
バットエンド(可能性大)かハッピーエンドで悩んでいます。 参考にしたいと思っているので何か意見があればコメントにて受付けします。
――
いつも通り、個人で担当している患者。 降谷Aを診察してきた。
そうして今は早めに来た会議室にて項垂れている。
「あぁぁ……」
実の所、降谷さんの病気は今になって"また"進行をし始めたのだ。 彼が成人してすぐに出来た特効薬のおかげで、病状もだいぶ和らいで居たが身体が流石に耐性を付けてきやがった。
あまり壁を思わせて、精神的に気負わせたくない、という個人の判断からできる限り患者と医者という立場を忘れさせるように接して来た。
最初はそんな気持ちから砕けて接し始めただけだ。
なのに何年も診ているとどうだ? まるで本当の友人、いや親友の死を待っているような気がして嫌で嫌で嫌で仕方がなかった。
いや違う。 そうじゃない。 なんのために彼の担当医になった? 身近で苦しむ人を地獄から解放するためじゃないか。 妻子のように苦しみ、死にゆく人を出さないためじゃないか。
まぁ、降谷さん、いやA自身も死ぬつもりは無いようだが。 さて! 無駄にネガティブになってしまったがまだまだ最善策は見いだせるはずだ。
「あぁ、こんな所に! 目暮警部! 最後の重要参考人見つかりましたよ!」
「は?」
は? はーー???????
いや、今から気合いを入れ直して研究をしに部屋にこもろうとした瞬間にこれですか? は? いや、病院でなにがあった?
ま、て、よ? あいつ! あいつあいつあいつ! もしかしたらなんか面倒事になってるのに気がていてたな!?
「忙しいところすみません。 すこし事情聴取に同行お願いします」
「説明を願いたいところですが、まぁいいでしょう」
とりあえず早く、アリバイを言ってAの部屋に行って、ちょいと問い詰めたい。 知ってたなら引き止めてくれても良かっただろうっ!
足取りは重いがそのまま連れられる。
あ? いま表口から入って来たのって Aがリスペクトしてるって言うカフェ店員じゃなかったか?(※機嫌は絶好調なまでに悪い)
――
一人の男性が病室のベットから崩れ落ちるような体制で胸を抑え苦しんでいる。
「はっ……はっ……はっ……ゲホゴホッ」
そう同時刻主治医が事件に巻き込まれているその時、彼に、降谷Aにも危険は迫っていた。
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ばってん(プロフ) - まだ読んでる途中なんですけど、安室さんってミストレで黒の組織ってわかったんじゃなかったですっけ…違ったらすみません! (12月16日 22時) (レス) @page27 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ひえ…泣いてしもた…ハッピーエンドってやっぱ良いよな…SNSの民のコメント達見れなくなったのは寂しいけども…めちゃくちゃ面白かったです! (2022年5月18日 23時) (レス) @page50 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - あと八話の「彼女を演じてくれ」という台詞は男主相手なので「彼氏」か「恋人」が正しいのではないでしょうか?
それと三十八話と三十九話のサブタイの「話」が一個多いです。
最後に質問なのですが、主治医さんは一体幾つくらいの設定なのでしょう? (2021年5月26日 7時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 誤字脱字の類いがちょっと多い気がするのですが…投稿前に一度読み返すなりちゃんと確認をされたらどうでしょう?(^_^;)
特に気になる部分だけ指摘させて頂きますね?
五話の最後の方の台詞の「ロックをかけます」っていうのは一体どういう意味なのでしょうか? (2021年5月26日 7時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 - 完結おめでとうございます!!更新の度に楽しく読ませてもらっていました!すいません46ページの愛用車が愛用者になっております....また、作者様が新しい作品を作っても必ず読みにいくので!これからも頑張ってください!応援しております! (2021年5月18日 1時) (レス) id: 338ebc2433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルゼリィ | 作者ホームページ:
作成日時:2020年7月31日 21時