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「____♩」









試しに音を出してみると



手が震えてた割に、音はしっかりしていて





正直、ホッとした。









 





だから





一瞬だけ目を閉じて



脳裏に浮かんでくる音符だけに集中する。









そして



それらがピシッと定まったと同時に





再び鍵盤に、とにかく優しく触れた。









 





「____♪♬」









 









 









 









先輩に



私は、ありとあらゆる事を教えてもらったよね。









知れて良かったと思う事もあるけど





知らなきゃ良かったと思った事の方が、あったかもしれない。









 





でもね



先輩と出会った事を後悔した事は





1回もありません。









 





いつでも



どこにいても



何があっても







私にとってあなたは



ずっと







かけがえのない先輩であり









 









たった1人しかいない



初恋の人です。









 









 









 









 









「♪♬♩♪_____」









動きを止めた手に



1粒、水滴が落ちてきた。









やがて、その水滴ら皮膚の中へと染み込み





跡形もなく消え去るまで



私はじっと動かなかった。









 





そして



やっと振り返った時には








何もかもを吹っ切ったように



ちゃんと笑えてた。









 









A「先輩。」

遥輝「、、、お前なぁ、せっかく人が浸って「遥輝先輩。」、、、」









「私ね、、、先輩のおかげで、夢ができた。」


「性格も少しは明るくなったし、高校も楽しくなった。」


「せやから、、先輩に会えて、良かったです。」









 









先輩





いや、遥輝先輩。









私に“幸せ”を教えてくれて



ありがとう。









 









 









A「遥輝先輩。」

遥輝「、、、なんや?」









 









「、、、大好きでした。」









 









 









 









 









 











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Tu9mu7(プロフ) - シノさん» すごく嬉しいです。ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年9月23日 19時) (レス) id: 50122a3aa2 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 初めまして!話の展開が素敵すぎて読む手が止まりませんでした!これからも更新楽しみにしています! (2020年9月22日 21時) (レス) id: 3e7adef831 (このIDを非表示/違反報告)
Tu9mu7(プロフ) - みなさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます。これからも頑張ります! (2020年8月30日 19時) (レス) id: 50122a3aa2 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - いつも楽しく読んでいます!更新楽しみにしてます! (2020年8月30日 18時) (レス) id: 5575efce91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tsumu | 作成日時:2020年5月5日 23時

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