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A「、、、あの先輩、どう思う？」
今日は珍しく1人の部屋で、ポツリと呟く。
返ってきたのは
音たちからの衝撃的な一言。
(あの人、女いるよ。)
A「、、、女、って、」
女。
その1文字が表すことは、
A「彼女が居る、、、ってこと、？」
冷めた空気を鋭く抜けていく私の声が
無駄に寂しく思えてきて
ピアノに触れそうになった指の力を抜いた。
その時
私の中にモヤっ、と登場したのは訳の分からない独占欲。
正直、いるんだろうなとは思ってた。
だって、
顔はそこそこイケメンっぽいし。
お友達もたくさんいるっぽいし。
そこで自分に疑問。
だから、何なの？
何か、嫌なことがあるの？
その答えは
“分からない”の一答。
私の心の迷いはきっと、
『俺が委員会を楽しみにさせたる。』
『せやったら、ちゃんと来るやろ？』
この前の、あの言葉のせい。
もしあの人に彼女がいたとして、
わざわざ、人見知り丸出しで一応女の私に関わるのはなんで？
その答えが出る前に
放っておいた音たちが私の思考回路に割り込んでくる。
(寂しいんだ。)
A「え？寂しいって、私が？」
(うん。顔に“寂しい”って書いてあるよ。)
A「っ、、、べ、別に、そんなんないから、」
いつもみたいに考える暇もなく、私は無理やり音に触れ始める。
無理やり弾き始めたことに怒ったのか、
もしくは、他のことを考えてることに幻滅したのか、
今日の色は、すごくトゲトゲしてた。
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Tu9mu7(プロフ) - シノさん» すごく嬉しいです。ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年9月23日 19時) (
レス) id: 50122a3aa2 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - 初めまして！話の展開が素敵すぎて読む手が止まりませんでした!これからも更新楽しみにしています！ (2020年9月22日 21時) (レス) id: 3e7adef831 (このIDを非表示/違反報告)
Tu9mu7(プロフ) - みなさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます。これからも頑張ります！ (2020年8月30日 19時) (レス) id: 50122a3aa2 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！更新楽しみにしてます！ (2020年8月30日 18時) (レス) id: 5575efce91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tsumu | 作成日時：2020年5月5日 23時
