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最近、卓也くんがおかしい。




『おはよう。起きたら連絡して。』



毎日のようにこんなメールが届き、



『それ、俺も着いてくけん。』



どこかへ出掛けようとすると、必ずと言っていいほど着いてくる。


着いてきてくれる、と言った方が良いのだろうか。



多分、彼は私のことを心配してくれてる。


何を心配してるのかは、未だに不明。




この前、聞こうとは思ったものの、



A『・・・卓也くん、大丈夫?』

卓也『、、ん?』

A『・・・ごめん。やっぱ、なんでもない。(にこ)』

卓也『・・・』



どうしても、次の言葉が出てこなかった。




私だって、卓也くんが心配だし、もっと心配したい。


なのに、

私たちの間は、




ギュッと縮まるどころか



詰まりすぎて逆に遠くなってしまっている。






素直に聞くべき?


放っておいた方がいいのかな?




いっそ、離れてしまった方が卓也くんが楽になるんじゃ、、、




そこまで考えてしまう。


それでも、考えるだけの私は、



まだ強くなんてなれてない、って実感する。






でも、


これ以上、卓也くんと離れた関係でいるのは、嫌だ。



好きなのに、初めて会った時よりも心が離れてる気がする。





好きだから、聞こう。


好きだって、ちゃんと伝えて、

目をちゃんと合わせて、

卓也くんの話をちゃんと聞こう。






そう心に決めて、卓也くんの家に向かった。









44→←42  卓也side



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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます。 (2020年2月10日 23時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月15日 22時

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