41 卓也side ページ42
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卓也「・・・っ、!、、俺、なんで、、ベッド、」
目が覚めると、そこは自分の家の、自分のベッドの上だった。
すぐさまAのことが頭をよぎり、隣に目を向ける。
卓也「、Aっ、、!」
A「んっ、、、あ、れ、、おはよう、卓也くん、」
卓也「Aっ、!(ぎゅっ)」
A「えっ、!ちょっ、、卓也くんっ?急にどうかした?」
卓也「お前、体は大丈夫とっ?」
A「え?だ、大丈夫もなにも、どこもケガしてないし病気にもかかってないけど、、、」
何か、おかしかった。
起きたらいつも通り隣にAが寝てて、
Aはいつも通り、俺が起きると目を開けて、
眠そうにあくびしながらおはよう、って言ってくれて、
いつも通りすぎて、さっきまでのことが、なかったように物事が進んでいる。
A「というか、卓也くん、すごい汗かいてるけど、、」
卓也「えっ、、」
Aに言われて気がついた。
見るからに俺は、汗だくの状態。
さっきまで寝ていた、と思われるベッドのシーツも汗でびしょびしょになっていた。
A「何か、嫌な夢でも見た?」
卓也「、嫌な、夢、、」
A「・・・とりあえず、シャワー浴びてくれば?シーツとか替えておくから。ね?」
卓也「お、おう、、、」
促されるがままに、俺は風呂場に向かった。
嫌な、夢、
もしかして、さっきまでのことは、全て、夢だったのか、、?
確かに、居ないはずのAが隣にいたし、
俺も、道路じゃなくてベッドの上にいたし、
もしかして、、、
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未来、が見えたのだろうか。
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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます。 (2020年2月10日 23時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月15日 22時