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「・・・ガチャ、」

A「は、はーい。」

宅配「あ、すみません。宅配便です。サインお願いします。」

A「あっ、、はい。」



顔、大丈夫かな。

真っ赤なこと、気づかれてるかな。



表情、緩んでないかな。



宅配「・・・ありがとうございましたー。」

「バタン、、、」

A「・・・ふぅー。」



何とか宅配便の襲来を乗り切り、ドアを閉める。






私は、どうしたらいいのだろうか。


リビングで待ってて、とは言ったものの、

どんな顔で行けば良いんだろう。





もう、いいや。









 








自分には、もう逆らわない。









A「・・・」

卓也「・・・大丈夫と?」

A「うん、、」



ポンポン、と卓也くんが自分の隣を叩くから、


私はそれに従って、卓也くんの隣に座った。



卓也「・・・もう、聞いてもよかと?」

A「・・・(コクリ)」



言う。



もう、自分の気持ちが抑えられないかもしれない。



けど、言うって決めたから。



A「・・・夢で、お兄ちゃんが卓也くんのこと、信じてあげて、って、、」

卓也「・・・」

A「卓也くんなら、信じられる、って思った。こんなの、、初めてで、、、」

卓也「ゆっくりでよかよ、」



せかさないとこも、心配してくれるとこも、


全部、卓也くんだから、嬉しいんだ。



A「・・・1人は、もう、、イヤだ、、、一緒に、居てくださいっ、、」

卓也「・・・(ギュッ)Aはもう、1人じゃなか。」



いっぱいいっぱいの言葉だったと思う。



でも、卓也くんは、私の気持ちを分かってくれた。






1人じゃない、って言ってくれたのが、今までで1番 嬉しかった 。











34→←32  卓也side



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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます。 (2020年2月10日 23時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月15日 22時

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