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A「・・・せ、、い、じ、、?」



数年ぶりに、誠司を見た。



アナ『今年のジャイアンツのドラフト1位は、小林誠司選手です。』

アナ『小林選手は、ドラフト1位指名にこだわりがあるという情報も入っています。』



テレビの中の、誠司。




誠司『・・・えー、、1位指名、嬉しいです。これから、頑張ります。』



誠司らしいな、って思って、


テレビの前で、1人で笑った。




太ってないし、痩せてもない。

でも、筋肉ついて大きくなってる。



かっこいい、なんて思ってしまった。



A「・・・あっつ、、」



もう一度画面に映る誠司を見ると、顔が火照った。









それから、半年くらいたった、のかな?




先輩「・・・Aさーん。今日これから、付き合ってくれない?」




半年かけて仲良くなった先輩にそう言われ、着れて行かれたのは。




A「東京ドームだ、、、」

先輩「今日の試合にさ、ドラ1で入った、、えーっと、あの人、、」

A「せ、、小林、選手ですよね?」

先輩「そうそう!その人が、スタメンで出てるらしいのよ。どうしても見てみたくてね!」



巨人ファンだということは噂で聞いてたけど、こんな先輩は初めて見た。



それよりも、先輩の口から誠司の名前が出てきたことに、驚いた。





ビール買ってから行くから、先に言ってて!

なんて楽しそうに先輩に言われた私は、チケットを見ながら1人で席に向かった。



けど、



A「・・・ここ、どこや、、?」



私が極度の方向音痴だということを、まだ先輩は知らなかった。



キョロキョロしながら困っていた時、中から大歓声が聞こえてきた。


惹きつけられるように、私の足はそっちに向かった。



「かっとばせー!小林!」

A「わぁ、、、すごい、、」



びびった。


入ったばっかの誠司に、この大歓声。


かなり、びびった。



なんとなく下を見ると、



A「・・・あ、この列や。」



たまたま私が立っていた前の列が、私たちの席がある列だった。



奇跡なのか、

必然なのか、


それとも、





運命、だったのかな、











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にゃあ - 面白かったです! (2020年2月11日 22時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月8日 17時

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