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A「、、ふわぁぁ、」
優香「でっかいあくび(笑)」
藍梨「ちゃんと寝てないんですか？」
A「何か寝付きが悪くて、」
伸びをしながら言い訳する私に、なぜか呆れ笑いする2人。
それを不思議に思いながら再びあくびをすると
2人はタイミングを合わせるように視線を交わした。
優香「Aさぁ、」
藍梨「それって、」
「「永瀬廉のこと考えすぎてるからじゃない(ですか)？」」
A「、、うぇっ！？」
予想もしてなかった言葉に、思わず飛び出た変な声。
そして、その声に過去一の爆笑を見せる2人。
かなりの羞恥心で赤くなる私の頬が
更に2人のツボを浅くしたらしく
益々笑いを止まらなくしてしまった。
優香「うぇっ！？だって、(笑)」
藍梨「ふふっ、、Aさん顔真っ赤(笑)。」
A「ちょ、2人とも！笑い過ぎだって、、」
鎮静剤が欲しくなってくるレベルの爆笑。
それを止める術を知る訳もなく
ただ1人で相当な羞恥心と戦っていると
この状況を確実に知らない誰かが
私に助け船を出してくれた。
「プルルルル、プルルルル、」
A「あ。」
藍梨「ふふ、、、優香さん、電話が「私出る！」、、」
A「だからもう静かにして！分かった？」
「「、、、」」
A「よし。」
ちゃんと口を噤んでくれた事を確認して
私は感謝しながら受話器に手をかけた。
きっと
お店にかかってきた電話に感謝したのは、これが初めてだ。
A「(ガチャ)お電話ありがとうございます。こちら、、、」
優香「、、、A？」
藍梨「どうしたんですか？」
突然止まった私の声に
2人が心配そうな視線を送ってくる。
でも
そんなものに構っている余裕なんて、私にはなかった。
だって、スピーカーから聞こえてきた声が
『、、Aさんやんな？』
現在進行形で
私の脳内を埋め尽くしている人だったから。
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Tu9mu7(プロフ) - じくねこさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります！ (2020年9月11日 21時) (
レス) id: 50122a3aa2 (このIDを非表示/違反報告)
じくねこ - 更新ありがとございます (2020年9月11日 21時) (レス) id: 1083519e52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tsumu | 作成日時：2020年8月19日 19時
