検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:100,909 hit

36 ページ37













 









廉「なんとなく、やな。」

A「なんとなく?」

廉「なんとなく来てみたら、Aさん居ったから。」

A「、、、そっか、」

廉「、、がっかりした?なんとなくで。」

A「いえ、、、ちょっと、ホッとしました、」









そう言い切った自分に



なぜか、笑みが零れる。









きっと彼の答えが





自惚れと期待の両方の一部が欠けたパズルに



ぴったりはまるようなピースになったから。









 









いつの間にか向けられていた彼の視線が



私が正面に向き直るなり、パチッと電気が走るように重なった。









 





廉「、、ふふ、」

A「っ、、、な、永瀬さん、?」

廉「んふ、、、いや、なんでもあらへん、」









 





なんでもない、って言ってるのに





にやけが収まってない口元を未だに隠し続ける永瀬さん。









それに対して、明らかに動揺する私も私だけど





人を見て突然にやけ出す永瀬さんも永瀬さんだと思う。









 





だから





このドキドキが



永瀬さんの所為だと思わざるを得ない。









胸がだんだん熱くなる。





それと同時に、脳がだんだん何かに侵食されていく。









 





その正体は一体__









 









 









A「、、、っ、(フラッ)」

廉「ちょっ、!(ポスン)、、、Aさん?」

A「ん、、、」









 









 









むしゃむしゃと



脳が睡魔に蝕まれていく中









私にこびりついたのは









おしゃれで



甘くて



ちょっぴり苦い



それでも心地がいい







とてもいい匂いだった。









 









 









 











37→←35



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
371人がお気に入り
設定タグ:永瀬廉 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Tu9mu7(プロフ) - じくねこさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります! (2020年9月11日 21時) (レス) id: 50122a3aa2 (このIDを非表示/違反報告)
じくねこ - 更新ありがとございます (2020年9月11日 21時) (レス) id: 1083519e52 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tsumu | 作成日時:2020年8月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。