第十五話 ページ18
立ち上がったAに瞬木が声を掛けた｡
瞬木「俺も戻るからどうせなら一緒に戻ろうよ」
貴「別に良いですけど・・・」
二人は普通に接するがAは少し冷や汗をかいていた。
Aは瞬木が本性を隠している事に薄々気付いていた｡
だからこそ､Aは瞬木を恐れている｡
瞬木の本性が[怖い]のだ。だからAは瞬木とはあまり関わらない様にしていた｡
Aは自分の興味がないものはどうでも良いが､自分自身気づいていない事がある｡
それは自分が心から怖い､嫌いと思っている人や物には少しだが拒否反応を起こすことだ｡酷い時は体が震えだす。
貴「じゃあ､行きましょうか？」
少し冷や汗をかきながらも笑顔で言うA｡
瞬木は短く返事をして､Aの前を歩き出した｡
松風「あ、二人ともお帰り!」
貴「ただいまです」
瞬木「ただいま､キャプテン」
駆け寄る松風に笑顔で言う二人｡
少し話していると野咲が来てAの顔をじっと見る｡
貴「野咲さん・・・?どうかしましたか？」
野咲「A､顔色悪いけど大丈夫?」
松風「ほんとだ｡どこか悪い？」
野咲と松風の声で葵と神童が集まってきた｡
実はAは少し目眩がしていた｡瞬木も宿舎に戻る途中気付いて､何度か声を掛けたが全て「大丈夫です」と言葉を返していた｡
そして今回もそう返したが､なかなか信じてくれなかった｡
Aは少しイラつき､念のため部屋で休んでくると言い部屋に戻っていった｡
貴(大丈夫って言っているのに､何でまだ心配くるの｡意味分からない)
父親に厳しくされていたせいか、優しさというものがAにはまだよく分からなかった｡
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ナカバ(プロフ) - yuyuさん» そういわれてじっくり見てみたらそんな気がしてきたようなしないような…。本物のほうが100倍可愛いですけどねっ！ (2015年5月29日 7時) (
レス) id: 8dd30490ee (このIDを非表示/違反報告)
yuyu - イメ画を改めて見たら、カゲプロのアヤノににてますねｗｗｗ (2015年5月24日 18時) (レス) id: 5f4327b256 (このIDを非表示/違反報告)
ナカバ - yuyuさん» 本当ですかっ!?全然気がつきませんでした。…無意識に想像していたんでしょうね、過去の私。 (2015年5月10日 16時) (レス) id: 8dd30490ee (このIDを非表示/違反報告)
yuyu - イメ画を改めて見たらカゲpのアヤノに似ている (2015年5月6日 19時) (レス) id: 5f4327b256 (このIDを非表示/違反報告)
nanase - 続ききましたね（*＾ω＾）ﾜｸﾜｸ (2015年4月21日 6時) (レス) id: c08313898a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカバ x他1人 | 作成日時：2015年1月6日 15時
