サンジュウニ ページ33
9:00
そら「鍋とか久しぶりだな楽しみ」
えいじ「前家でやったのは鍋というよりフライパン白菜汁浸しだったもんな」
「鍋ってお鍋でやんないと鍋じゃないよね」
そら「すげえ当たり前みたいな事言うじゃん」
えいじ「容器って大切なんだな〜」
他愛もない会話で盛り上がる
そら「味どうする？」
えいじ「二人で選べよ」
「え〜どうしよ！」
そら「キムチっしょ」
「豆乳も良くない？」
そら「悩むな」
「えいちゃんどっちがいい？」
えいじ「うーんキムt…」
そら「ここは間を取ってもつにするか」
「全然間取ってないけどいいね」
そら「すみませーん 注文いいすか？」
店員「はーい」
「あ、エイちゃんこれで良かった？」
えいじ「俺は別になんでも、」
そら「コイツ嫌いでも何でも食っちゃうから」
「そうだったね」
店員「お待たせしました ご注文お伺いします」
そら「もつ鍋で！」
店員「かしこまりました」
そら「あーなんか鍋って呑みたくなるな
頼んでいい？」
「わかる…」
えいじ「…、頼めば？」
「なんかごめんね笑 また今度のもう！！」
えいじ「いーよいーよ」
そら「お前いいやつだなあ！」
えいじ「都合良すぎかお前は」
「すみませーん ！」
店員「お待たせしました」
「生1つ、」
そら「あ、僕も生で」
えいじ「あと烏龍茶お願いします」
店員「かしこまりました」
そら「いや〜久々だなこのメンツで飯とか」
「ほんとにね」
えいじ「てか覚えてる？確か初めて3人で過ごした年越しも鍋だったよな」
そら「すき焼きじゃね？」
「すき焼きも鍋みたいなものじゃない？」
えいじ「いやすき焼きはすき焼きだろ」
そら「どうでもいいな、けどすき焼きはすき焼きだよ」
「はいはいそうだねすき焼きと鍋は全くの別物です」
えいじ「良し」
「なんなのww」
*
えいじ「うぅ…苦しい、こんなに食べたの久しぶり」
そら「動けない…動きたくない…」
「二人とも計画性ないんだもん、バカだね」
プルルルル
そら「なんか鳴ってる」
えいじ「そらだろ」
そら「違う」
えいじ「じゃあ誰だよ」
そら「お前だろ」
「あ、いや私だ」
「もしもし、お母さん？
うん、え嘘でしょ うん、すぐ行く」
そら「どうした？」
「お父さん倒れたって、ごめんね私先帰る」
そら「っ送るよ、」
「いいよいいよ、そんな食べたんだから動きなくないでしょ？笑」
えいじ「送ってってもらえよ」
「ほんと大丈夫だよ、ありがと」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mamichan | 作成日時：2019年10月24日 4時
