全日本のエースはドSでした【石川祐希】

3 ページ4

.
.




古賀「久々にこんなにはやく来たー」



「私も笑 ちょっと緊張する笑、」


寝過ごして1人で行くことになるかとも思っていたけど、紗理奈も起きて結局2人で来た


古賀「でも誰かいない？」



「えぇ、こんなはやくに誰かいるの？」



古賀「玄関側女子のコートだしー...女子ではないね」



「誰だろう」



私がいつも自主練をする時は人がいないので、既に誰かが体育館を使っている状況は予想外だった


男子のプレーを見て勉強したりする時もあるため、誰がいるのか気になった




ダンっ




古賀「すっご、、」



「きれー...」





古賀「やっぱ格が違う、」




「あれが...



石川祐希、」



こっちを見ている




石川「.....」



勝手に見てたからなんか思ったのかな？


会釈とかしといた方がいいのかと、口を開いた途端



「、」



合っていたはずの目が、言葉を待つ間もなくそらされた




古賀「...まぁ関わることないしそんないいんじゃ、」



「待って思ってたのと違う」



古賀「まぁまぁいつも多分あんな感じだった気が..」



私が想像してた石川祐希はあんな無愛想じゃない

たくさんのファンに囲まれて笑顔で応えながらサインするモテモテなー....




「モテモテ？！」




古賀「今度はなに？！笑」




「いやあんな無愛想な人がモテモテとかありえない！！」




古賀「ちょ、聞こえるから！！」




今日の練習は色々感情が出ちゃうかも..



.
.

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す