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知念side
「へー、知念の好きな人ね」
ニヤニヤする伊野ちゃんをみて、だから言いたくなったのにと後悔する。
「けどさその知念の好きな人に、なんで山田が話しかけてるわけ？」
「僕が知りたいよ」
ねぇ、Aも今までと一緒なの？
「もしよかったら、少しお話しませんか？」
涼介、何を考えてるの？
「知念の事とか」
僕で釣るの？
涼介は何をしたいの？
自然と、拳に力が入るのがわかった。
怖い。
聞きたくない。
無意識に手が耳を塞ごうとする。
『えっと····やめておきます』
はっきりと断るAの声。
『メンバーにしか見せない侑李の顔とか気になりますけど、侑李に悪いので。もし話してくれるなら侑李がいるところでお願いします』
嬉しいの一言。
Aを疑ったことを謝らないと。
「知念、いい人に出会ったみたいだね」
「····うん」
伊野ちゃんに頭を撫でられて気が緩み、1粒の涙がこぼれた。
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ドライ(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！頑張ります。 (9月2日 10時) (
レス) id: 3710cafe7d (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 頑張って下さい！ (8月19日 5時) (レス) @page8 id: 4aa6d439eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドライ | 作成日時：2023年7月27日 18時
