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山田side
なんで····。
『忙しいのであれば大丈夫です。メンバーである山田さんに渡せたら安心ですので』
真っ直ぐな目で俺を見つめ、言い切った彼女。
そして、お願いしますとお辞儀をしてその場を後にしようとした。
「あのっ！」
知念に会わないの？
知念を待っていないの？
言いたいことは山ほどあるが言葉が出ない。
『なんでしょうか？』
頭を横に傾げる彼女もといAさんを
「もしよかったら、少しお話しませんか？」
逆に誘ってみた。
仲良い俺が誘えば断らない。
絶対の自信があった。
「知念の事とか」
気になるはず。
普段の知念を知りたいと。
俺に媚びを売って、ほら、はやく、本音を········
『えっと····やめておきます』
「····え？」
なんで？
どうして？
『メンバーにしか見せない侑李の顔とか気になりますけど、侑李に悪いので。もし話してくれるなら侑李がいるところでお願いします』
お辞儀をして去っていく彼女を見つめるしかできなかった。
侑李に悪いので。
その言葉が、心に響いた。
知念、ごめんな。
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ドライ(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！頑張ります。 (9月2日 10時) (
レス) id: 3710cafe7d (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 頑張って下さい！ (8月19日 5時) (レス) @page8 id: 4aa6d439eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドライ | 作成日時：2023年7月27日 18時
