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次の日の朝。


いつも通りに起床し、簡単な朝食作り。

9時出勤にしたからいつもより余裕はある。

起きたら電話すると言っていた侑李。

もしかしたら仕事中で出れないかもしれない。

事前に連絡をいれておこう。


コーヒーをいれ、少しゆっくり。


ちゃんと侑李メッセージみてくれるといいな。









「先輩、おはようございます」

『佐伯くん、おはよう』



会社にて佐伯くんへと合流。

パソコンを立ち上げながら、ミスが見つかった部分を確認する。



『金曜日確認したよね?』

「したはずなんですけどね····」



2人でやけくそになって仕事してたのもあり、間違いがないとは言えない。



「俺、ここから修正します」

『お願い。私はこっちね』



カタカタとキーボードを叩く音がオフィスに響く。



〜🎶〜🎶〜



静まり返る中、電話が鳴り響いた。

お互い電話を確認すれば、Aの方から音が鳴る。


ディスプレイには【知念 侑李】の文字。

仕事になって電話はできないと、いれたメッセージをみなかったのかと戸惑う。



「出ないんですか?」

『ごめんね、ちょっと席外す』



断りを入れ、部屋から出る。



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作者名:ドライ | 作成日時:2023年6月8日 12時

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