検索窓
今日:16 hit、昨日:5 hit、合計:25,302 hit

36 ページ36

「ごめん、僕····」



隣でシュンっと小さくなる侑李に、
ふぅと息を吸い



『ちょっと、いや、だいぶ苦しかったけど····嫌じゃなかったよ』

「本当に!?」



パァーっと明るくなる侑李をみて、可愛いなと思う。

それが好きかどうかは、まだわからない。



「すぐに返事ほしいけど、やっぱり、ちゃんと考えてほしいから」

『····うん』



そうよね。

普通ではない。一般人×芸能人。

生半可な気持ちじゃ付き合えない。



「返事は待つけど、Aとは毎日会いたい。けど、お互い仕事だろうし····」

『そうだね』

「電話だけでも、毎日してもいい?」

『うん』


やったっ!喜ぶ侑李。

侑李の為にも、はやく答えを出してあげないと。



「遅くなっちゃったけど、お風呂行ってきます」

『どうぞ』



バタンと閉まったドアを見つめ、考える。


これからのことを····。


,

37→←35



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ドライ | 作成日時:2023年6月8日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。