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「ごめん、僕····」
隣でシュンっと小さくなる侑李に、
ふぅと息を吸い
『ちょっと、いや、だいぶ苦しかったけど····嫌じゃなかったよ』
「本当に!?」
パァーっと明るくなる侑李をみて、可愛いなと思う。
それが好きかどうかは、まだわからない。
「すぐに返事ほしいけど、やっぱり、ちゃんと考えてほしいから」
『····うん』
そうよね。
普通ではない。一般人×芸能人。
生半可な気持ちじゃ付き合えない。
「返事は待つけど、Aとは毎日会いたい。けど、お互い仕事だろうし····」
『そうだね』
「電話だけでも、毎日してもいい?」
『うん』
やったっ!喜ぶ侑李。
侑李の為にも、はやく答えを出してあげないと。
「遅くなっちゃったけど、お風呂行ってきます」
『どうぞ』
バタンと閉まったドアを見つめ、考える。
これからのことを····。
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作者名:ドライ | 作成日時:2023年6月8日 12時