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「作ってもらったお礼ですし、気にしないで下さい」



と山田が言えば、



「僕の為に作ってくれたんだからねっ!涼介はそれを横取りしたんだからっ!」

「横取りって言い方悪いっ!」

「本当のことでしょ。Aの分まで食べちゃって」

「知念もじゃん!ちゃっかりチャーハンまで作ってもらって」

「僕はいいのっ!」

『ふふっ』



言い合いをしてる2人をみて耐えれなくなったA。

クスクスと笑っていれば、2人はパタリと話を止める。



『ケンカするほど仲良いの言葉がピッタリだね』



思ったことを口にすれば、2人で「違うし」とハモる。

これまた仲良し。








片付けが終わり3人ゆっくり話をなんて思っていたが



「知念、そろそろ帰ろ」



自分のバックをもち知念に声をかけた山田涼介。



「僕は····」

「早く、な?」



帰りくない知念と帰りたい山田。



『あの、山田さん?』

「はい」

『今日、侑李に相談あって来てもらったんです』

「相談?俺も聞いてもいいです?」

『ちょっと····それは····。山田さんとは今日初めてあったので、相談はしにくいです』

「そう、ですか····。わかりました」



渋々と諦めた山田涼介をみて、Aはホッと溜息をつく。



「知念、あとで連絡ちょうだい」

「わかった」



侑李と2人山田涼介を見送った。



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作者名:ドライ | 作成日時:2023年6月8日 12時

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