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「おはよう」
「ちねーんっ！おはよっ！」
「涼介、朝からウザイ」
楽屋に入ればすぐメンバーの涼介が僕に抱きついてくる。
「ちぃ今日機嫌いい？」
「は？」
「いつもより声のトーン高いし、顔色もいいから」
「そんなことないよ」
僕、そんな浮かれてた？
「おはよー」
「あ、伊野尾ちゃん。ねぇ、今日の知念機嫌いいよね？」
楽屋に入ってきた伊野尾慧に山田は問いかけた。
「機嫌いいかはわかんないけど、顔色はいいね」
伊野尾慧が知念の顔を覗き、頭をポンポンする。
「よく寝れたとか？」
良かったね、といい椅子に座る。
最近、寝不足だった。
夜ふかししたとかじゃなく、不眠症なのかとにかく寝付きが悪い寝ても寝た気がしなかったのだ。
病院で診てもらい、ストレスではないかと診断されたのはメンバーに内緒にしてる。
それが昨日Aの隣で寝たらすぐに寝れ、朝までぐっすりだった。
そのおかげなのかもしれない。
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作者名：ドライ | 作成日時：2023年6月8日 12時
