拾い物はJUMPのお姫様 (ページ15)

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シャワーを浴び考える。
侑李のことを。

『距離感おかしくない？』

最初は警戒心丸出しだったのに、今は男を全面に出し押してくる感じ。
男の子じゃなく男。

芸能人など気になる人は居たりしたけど、ジャニーズにハマることはなく認知程度。
それが今日出逢ってしまう。
これから侑李と同じベットで寝ると思うと気が重い。
寝れるのか········。

「遅いよ」

考え事をしてたらいつもより長くお風呂に入ってしまっていて、髪を乾かしリビングに戻るとソファーで目を擦る知念侑李がいた。

『ごめんね』

「もう寝れる？」

『うん』

「じゃあ、いこ」

侑李に手をひかれ寝室へ。
シングルベットに大人が2人。
窮屈だなと思いながら、隣をみると寝息をたてる侑李が。

『疲れてたのかな？』

頭をなで、おやすみと口にする。

寝れないと心配してたのが嘘のように、自然と瞳が閉じ夢の中へと落ちていく。

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