すれ違った恋心はいつだって100%【まふまふ】 (ページ3)

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その後はケーキを食べながら雑談したり一緒にゲームをしたりして楽しく過ごした。
でもやっぱり心の傷は中々癒えてくれなかった。
今日はなんだか1人で過ごしたかったから、いつもより早めに解散することにしたのだが、やっぱり長年一緒にいるとAも何か気がつくのか、ちょっと心配された。

「まふくん、今日元気ないみたいだけど大丈夫、？」

そういう所にはすぐ気づくのに僕の気持ちには中々気づいてくれないんだ。なんて、言えるはずないけど。

『え？そうかな？？最近ずっと作業してたから疲れてるのかもなぁ』

嘘。急ぎの作業なんてないから、最近は作業にも中々手が付かなくてぼーっとしてばっかりだった。

「大丈夫…？ちゃんと休んでよ？」

『うん！ありがとう！ほら、最近暗くなるのも早いし暗くなっちゃうと危ないから早く帰りな！』

「うん、わかった。ちゃんと休んでね。じゃあまたね！」

『うん！またねー！』

最近中々作業に手が付かないなんて言ったけど、今はこの気持ちを曲にして誰かに聞いて欲しい。
久しぶりに作業部屋に籠るのもいいかもしれない。