私が好きなのは…

。 ページ19

あれから何度か楽しい命令が続いた



しかし終盤に近づいてくると
やはり少しずつ危ない命令もでてくるようで




それが私が苦手な理由なんだけどw




マ「王様だーれだ！」



マ「あ、オレだ！」



『げ、』



マ「じゃあ、4番をAと信じて！４番が王様にキス！」



いや私を狙ってキス命令とか…
しかも4番だし、運悪すぎかて



『…』



黙ってとりあえずフレンチなやつだけしとく




マ「やぁったぁぁあ！！！！」



『うるさい、次行こ』





マ「王様だーれだ！」



へ「はい！おれ！」



マ「へきほー、引き強いなw」



へ「じゃあさっきの流れで、1番と2番がキス」



いや1番だし
また私かよ



マ「1番の人！」



ぺしぃん、と割り箸を投げつけることで1番であることを主張する



マ「では、運命のお相手、2番の人！」


す、とジンくんが自分の割り箸をカメラに向ける




なぜドヤ顔




ジ「んじゃあ、行くよ」



さっきみたいに私からじゃないから緊張する




しかもこれ絶対フレンチじゃないやつじゃん




ジンくんの顔が近づいてくるので
仕方なく目を閉じる




ジ「…」




『……、ん』




まって、長い




『ん〜、』




ジンくんの左腕を拳でたたく




そこでやっと離れていくくちびる



相「ジンくん、役得じゃんw」



マ「やべー、ガチじゃんw」



マホトと相馬さんが小学生のようにはしゃぐ




いや、私それどころじゃないんですけど
心臓ばくばくなんですけど




『…』



ちら、と見ると当のジンくんは澄ました顔してるし





慣れてるんだろなぁ、と思うと
少し切なくなった…気がした。気のせい。




けど、キスうまかったな





そうやって色々考えていると頭がぐるぐるして





マ「Aが使い物にならなくなったので、今日はこの辺で。また明日の動画でお会いしましょう」




気づいたら動画が終わっていた









ーーーーーーーーーーーーー

・Aちゃんいいなぁ
→それな、けど美男美女だよね



・ジンくんのキスかっこよすぎ

。→←。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す