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【演技派の戦士に一喝】 ページ45
人気が軌道に乗って来た頃、24時間テレビのお仕事を頂いた俺ら。
あっという間に本番が来てしまい、放送開始からもう7時間が経過しようとしている。
｢──空気の振動でねっ、｣
｢ニノちゃんどー思う？ニノちゃん！｣
睡魔が襲いかかる深夜1時。
元気に実験に参加する相葉ちゃん、翔くん。
ほかのメンバーはどうだろー？と、ヘリウムガスが入った空間に閉じ込められている彼の方に目を向けた。
中には、ぐったりとした様子で寝転がってるニノ。
｢ニノ大丈夫か？｣
目が一瞬にして冴え、口からは自然と心配の言葉が漏れる。
｢おいっ！笑｣
｢あれっ！笑｣
騒がしくなる声に反応し、すぐさま起き上がるニノ。
となりのとっとろとっとーろ
と急に歌い出し、元気さをアピール。
なんか、無理してる感があって、胸が痛くなる。
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年7月7日 3時
