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【通院】 ページ5
｢まじきつい｣
｢明日部活休んで病院行こっかな｣
｢それあり｣
花粉症に悩まされる雅紀と潤。
鼻の症状が重くて頭痛までしてくるみたい。ついでに微熱も出てるみたい。
｢けほっかほっ、、｣
｢え、かずも花粉症なった？｣
ここ数日咳き込んでいる和也に声をかける潤。
｢かもしんない、｣
｢じゃあ3人で放課後行こーよ？｣
｢や、俺はいいや。｣
｢どーせ、お金かかるとか思ってんでしょ？｣
｢それもあるけど、ただ単にめんどくさいの｣
｢あっそ、今年から高校生終わるまで医療費全額市が負担してくれんのになぁ｣
｢無料で治療が受けられるのになぁ｣
“全額市が負担”、“無料”この言葉に和也が弱いことを知ってる2人。
｢ふーん、、そっか｣
興味無さげに答える和也。
翌朝、
｢俺も行くわ。｣
棚からお薬手帳を引っこ抜いてカバンに入れる和也。
それを見て2人は顔を合わせてニヤける。
｢じゃ、池田耳鼻科に16:30集合な？｣
｢って言って、忘れないでよ？潤｣
｢意外とかず忘れてそうだけどね？｣
｢俺は俺は？｣
｢｢興味無い！！｣｣
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年6月12日 2時
