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｢ニノさん右っ！ニノさんっ！右いますよ！おーい！ニノさん！｣
昼間っからゲームをする2人。
最初は調子よくスタートを切ったのだが、途中から動かなくなった二宮。
｢回線悪いんすかー？ってあれ、ミュートになってる。｣
コントローラーを置き、スマホを持つ。
｢にのさーん？宅配便？にのさーん、大丈夫ですか？｣
ずっと呼びかけてもなんのリアクションもしない二宮。
｢えっ、切られた。｣
ミュートになって約3分後、通話が終了した。
“やまごめん”
“また今度しよ”
その後吹き出しが2つ送られてきた。
｢謎はすべて解けた！ニノさんは体調が悪くなったんだ！お見舞いに行こう！｣
アホっぽく金田一少年の決めゼリフを口にすると、荷物をまとめて家を出る。
｢にのさーん！大丈夫？｣
二宮のアパートに到着した山田。
チャイムを押しても出てくる気配はなし。
だけど、薄い壁の向こうから咳き込む音が聞こえてくる。
これは多分出て来れない状況。
そう判断した山田は鍵穴をいじくりまわして、玄関を突破。
ちょっとバカっぽい言動が多い彼だけど、これでも一応セキュリティ室に勤める優秀な新人。
ハッキングやピッキング、ingがつくのは何でも得意なのだ。
｢にのさん！｣
玄関を入ってすぐ、キッチンの横で行き倒れている二宮を発見。
｢うわっ、からだあつっっっ、、｣
ゼーゼーと荒い息をする二宮を持ち上げ、ベッドまで運ぶ。
｢病院行きましょ？｣
｢やだ、ｯげほっぇほっ、｣
｢病院行かないならせめて薬は飲みましょ？｣
｢わーった｣
適当に買ってきた薬を二宮に飲ませ、そこから冷えピタを換えたりお粥を作ったりと本格的に看病を始めた山田。
｢ｯっ、｣
視界の端っこで不自然に動いた二宮を感知し、瞬時に袋を持って駆け寄る。
｢げほげほっっつ、げほっ、うっ、、はぁっはぁっ、げほっけほっ｣
日頃からいくつもの画面を同時に見ている彼だからこういうのには本当に強いんだ。
｢やっぱ病院行きます？さすがに辛くないですか？｣
｢やだ。はぁっ、はぁっ、｣
40度出してるのになんで病院行かないんだよ、、。とお困りの山田。
｢じゃ、お粥一口でもいいんで食べてもらって、もっかいお薬飲みましょ？｣
｢ん。｣
｢病院で働いてんのになんでそんなに病院が嫌いなんだよ、、、｣
再びキッチンに戻り、少食で偏食な二宮への愛情が籠ったお粥に味付けをした。
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賞味期限(プロフ) - ぴんさん» ありがとうございます😭不定期になってしまいますがこれからも投稿し続けていくんで気長に待っていただけたらなと思ってます！いつも本当に感謝です💃 (4月2日 22時) (
レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴん(プロフ) - あわわわわわわわｱｾｱｾｱｾｱｾ 革命起こしてましたびっくりwwwwww 最近少しお休み期間もあったのでほんとに心配しましたぁぁあああ😭😭😭😭よかった。お仕事お忙しかったんですね、お疲れ様です😭😭 (4月2日 14時) (レス) id: 218c45e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺静か〜に、地味〜にツボ押す四男きゃわですよね♡ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ぴんさん» うわわわわわうれしい😭革命起こさないでください笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - うすしおさん» こちらこそ長い間待ってていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2024年2月15日 1時
