【静かなテント】 ページ42
※Walking with you 9の『騒がしい我が家』の続編となっております。
｢｢｢｢｢最初はグー、じゃんけんぽん！｣｣｣｣｣
ありえないくらい大きな声を出す5人。
まぁ、ご近所さんのお宅とは100メートルほど離れているし、それほど迷惑はかからないんだけどね。
｢やったね！｣
｢じゃ、兄貴と和、頑張ってねー｣
｢おっさきー！｣
雅紀、翔、潤は自転車にまたがり、エコバッグをカゴに突っ込むと、勢いよくペダルを踏み込む。
｢やだー、！｣
｢俺ら行かないからねー！｣
じゃんけんで負けた2人は、不貞腐れた顔をしてそう叫ぶ。
｢来ないのはナシだからなー！｣
もう30メートルほど先に行ってしまった3人。
｢よし、智にぃ、タクシー使おう！｣
｢ですな！｣
この兄弟、今夜はお庭でBBQをし、お庭にテントを張って星を眺めながら寝袋の中で寝ようとしている。
そのための買い物を今からしに行くんだけど、家にはチャリが3台しかなく、ジャン負け2人が徒歩でついて行かなくちゃけいないことになったのだ。
しかし、ジャン負け2人がここん家の2大ナマケモノ星人なもんで、セミが暑苦しく鳴く昼間に歩いていくなんてアタマは無い。
｢いやぁ、快適快適！｣
｢あっという間に着いちゃったね｣
タクシー内の冷房で少し身体が冷えてしまった2人は、腕をサスサスしながら店内に入っていく。
｢ズルしてちょっと申し訳ないから、先に買い物始めてようか。｣
智はカートが並ぶ場所に一直線。
｢はーい｣
和也はカゴが積んである場所に一直線。
｢うぅ、さむっｹﾞﾎｯ、げほけほっ、｣
タクシーより一段と寒い店内。
毎度の如く、喘息持ちの和也は咳き込む。
｢和、咳するときは？｣
｢はいはい。げほっ、、んん゛｣
口元を手で覆わない和也に智が注意。
母親がエチケットとかマナーにとても厳しい人だったから、長男にも自然と受け継がれたみたい。
｢あぁ゛げほっえほっ、やばい、とまんnげほっ、｣
｢BBQやめる？｣
食品売り場から離れ、人気のない工具売り場コーナーにやってくる2人。
さっきに比べればあったかい方なので、和也の咳もだいぶ落ち着いた。
だが、昨晩からの気管支の荒れで、ぴゅーぴゅーという喘鳴は大きいまま。
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賞味期限(プロフ) - ぴんさん» ありがとうございます😭不定期になってしまいますがこれからも投稿し続けていくんで気長に待っていただけたらなと思ってます！いつも本当に感謝です💃 (4月2日 22時) (
レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴん(プロフ) - あわわわわわわわｱｾｱｾｱｾｱｾ 革命起こしてましたびっくりwwwwww 最近少しお休み期間もあったのでほんとに心配しましたぁぁあああ😭😭😭😭よかった。お仕事お忙しかったんですね、お疲れ様です😭😭 (4月2日 14時) (レス) id: 218c45e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺静か〜に、地味〜にツボ押す四男きゃわですよね♡ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ぴんさん» うわわわわわうれしい😭革命起こさないでください笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - うすしおさん» こちらこそ長い間待ってていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2024年2月15日 1時
