【背中に刻まれた勇者の証】 ページ37
｢二宮くん危ないっ！｣
よにのの朝食動画を撮るため、新宿をぶらぶらと歩いていたよにん。
こんなことありえるんだ、とびっくりするシチュエーション。
背後から刃物を持った女が二宮に襲いかかってきた。
｢っ、、、｣
しかし、血を流したのは菊池だった。
自分よりも10cm小さなその先輩に抱きつき、全力で庇った。
｢ふま、座ろ、｣
バックハグされた状態からくるっとまわった二宮。
菊池の身体を支えてゆっくりとその場に座らせる。
｢警察呼んでください｣
その横で中丸がそう言う。
KAT-TUNの血が騒ぎ、相手が女性ということを無視し、大胆に取り押さえた。
｢はい、コートの上から切りつけられた感じなんですけど、血が滲んでて、、。｣
山田はすぐさま119番通報を。
通勤通学中の人たちの協力があり、無事に菊池は搬送。
犯人は警察送りに。
｢ジャイアントクラッシュの相葉くんみたいでしたよね、おれ。｣
病院の広すぎるVIPルームの大きなベッドに横たわる菊池。
酸素マスクに篭もる声。
分厚いコートを着ていたのだが、右の肩甲骨付近の皮膚が深さ3ミリ、ぱっくりと割れていて。
緊急で縫合の手術をしたのだ。
それなのにいつものようにヘラヘラと笑って。
｢…｣
かなり責任を感じている二宮は何も返せないでいた。
そこに、
｢失礼します｣
｢しゃーっす｣
櫻井と上田が。
曲作りのために朝から一緒に働いていたふたりは、心配で抜け出してきた。
｢風磨、これ、お見舞いね。｣
櫻井はベッドに横たわる菊池に触れ、何度も大丈夫？痛くない？と声をかける。
その横で、｢お前大丈夫か？｣と中丸を心配する上田。
普段は喧嘩も多くツンツンしてるふたりだが、結局はメンバーが心配で。
｢お前歳なんだからあんま無茶すんなよ？加害者取り押さえたんだって？｣
｢ん、まぁね｣
そんな会話を聞いた菊池は、
｢そうなんすか？中丸くん！すいません、ありがとうございます｣
と。
櫻井も上田もいるところでさすがに“中丸”と呼び捨てできないのがモヤモヤするところではあったらしいのだが、とても嬉しそうに笑ってる。
｢ん、にのさん？｣
病室内の空気感がだんだんと温まっていってるなか、二宮が倒れた。
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賞味期限(プロフ) - ぴんさん» ありがとうございます😭不定期になってしまいますがこれからも投稿し続けていくんで気長に待っていただけたらなと思ってます！いつも本当に感謝です💃 (4月2日 22時) (
レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴん(プロフ) - あわわわわわわわｱｾｱｾｱｾｱｾ 革命起こしてましたびっくりwwwwww 最近少しお休み期間もあったのでほんとに心配しましたぁぁあああ😭😭😭😭よかった。お仕事お忙しかったんですね、お疲れ様です😭😭 (4月2日 14時) (レス) id: 218c45e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺静か〜に、地味〜にツボ押す四男きゃわですよね♡ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ぴんさん» うわわわわわうれしい😭革命起こさないでください笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - うすしおさん» こちらこそ長い間待ってていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2024年2月15日 1時
