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｢＿＿＿＿ず、かず！和！｣
美術の時間。
なんにも気力が起きなくて、校庭をぼーっと見ていた。
こんな太陽がギラギラしてる日に持久走か。と心の中でつぶやく。
すると、緊急事態が起こったようで、生徒たちが1箇所に集中する。
そして、体育教官たちが担架を担いで走っていって。
｢和っ！｣
遠目からでも分かってしまう。
胸部を庇うようにして背中を丸めるのは、心疾患持ちの自分の兄でしかなくて。
｢え、なに潤どーした？｣
｢え、やばいじゃん誰か運ばれてる｣
｢わ、ほんとだ｣
美術室内もざわつき、みんなが窓の方に寄ってくる。
｢せんせー、手切ったんで保健室で絆創膏もらってきます。｣
真っ赤な嘘。
傷ひとつない手をグッと握りしめ、保健室へとダッシュ。
｢和くん、口開けて、！舌の下で溶かしてね。｣
保健室に行けば、ベッドの上で蒼い顔をして汗をダラダラかいている兄が。
先生がエスティペンダントから薬を取りだし、兄の口に入れる。
｢先生、なんで和くん持久走なんかしてるんですか？｣
｢や、、本人がちょっとだけ走るって。苦しくなったら自分で休むんでって。｣
｢ダメでしょ、そんなのあてにしちゃ。
先生、救急車到着まであと何分ですか？｣
きっと兄が勝手にとった行動。
なのにそれで先生が責められていて。
とても申し訳なく思う。
と同時に、薬を飲んでも尚、治まらない発作に焦りを覚える。
今朝は確かに薬を飲んでたはずなのに。
なんで？
今までサボってたせい？
焦って焦って考えて。
そしたら兄はもう救急車の中で、俺はひとり学校にのこされていた。
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賞味期限(プロフ) - ぴんさん» ありがとうございます😭不定期になってしまいますがこれからも投稿し続けていくんで気長に待っていただけたらなと思ってます！いつも本当に感謝です💃 (4月2日 22時) (
レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴん(プロフ) - あわわわわわわわｱｾｱｾｱｾｱｾ 革命起こしてましたびっくりwwwwww 最近少しお休み期間もあったのでほんとに心配しましたぁぁあああ😭😭😭😭よかった。お仕事お忙しかったんですね、お疲れ様です😭😭 (4月2日 14時) (レス) id: 218c45e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺静か〜に、地味〜にツボ押す四男きゃわですよね♡ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ぴんさん» うわわわわわうれしい😭革命起こさないでください笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - うすしおさん» こちらこそ長い間待ってていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2024年2月15日 1時
