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｢和くん、！背中つけようね。｣
有言実行。
すぐに駆けつけてくれたお多部ちゃん。
ほっそい腕してる癖に頑丈で。
僕の身体をガッチリと支えて、ベッドまで戻してくれる。
｢和ちゃん、ニトロスプレーするよ。お口開けて！｣
そこにリーダーが到着。
｢30数えたら楽になるからな？1、2、3＿＿＿＿＿｣
リーダーの言う通り、30秒経つとあの痛みはもうなくなっている。
たった1分程度の出来事だったけど、ものすごく汗をかいて、身体もものすごくだるい。
｢“みんなの願いが叶いますように”か。和ちゃんは個人的な願い事とかないの？例えば釣りに行けますようにとか。｣
｢んふ、例えがリーダーらしいね。笑｣
“来世は病気知らずの高身長ムキムキイケメンになって自己中心的な生き方をしてみたい”
頭の中ではこんな感じの願い事があるんだけど、ここは病院だから安易にそんなことは書けない。
カウンセラーとかつけられちゃいそうだし、夢と希望に満ち溢れた小さい子たちが目にするものだからね。
だからこうして話をちょっとずつズラしてく。
｢なんか最近白いねリーダー。｣
｢あ、分かる？全然釣り行けてなくて。そしたら美白になっちゃった。｣
｢なに、焼けた肌がいいの？｣
｢うん。そんで真っ白な歯をキランって目立たせたいの。｣
｢なにそれ笑
それはちょっとらしくないかも笑｣
｢やっぱらしくないのかな、、誰も良いじゃんって言ってくれないんだよな｣
｢でも悪くは無いよ？てかリーダー、戻んなくていいの？仕事まだ残ってるんじゃない？｣
ずっと居座るリーダー。
こっちも元気に振る舞うのは疲れてきて、早くひとりになりたい。
休みたい。
｢……和ちゃんから申告してくるの待ってたのに。｣
｢え？｣
｢調子悪いのバレバレだよ？今ちょっとだるいんじゃない？｣
｢…｣
眠たそうな顔してるくせに勘が鋭くて驚く。
だから何も言い返せず黙り込んでしまう。
｢やっぱりね。ちょっと熱出てきちゃったから積極的に水分摂ろうか。頭痛は？ある？｣
｢…ほんとにちょっとだけ。ちょっとだけだけど痛いかも｣
｢そう。じゃあ冷えピタ貼って様子見よう。辛くなったらナースコールしてね。薬で楽にしてあげるから。｣
怪物くんみたいな大きな手で頭を撫でてくるリーダー。
それだけで痛みもだるさも和らいだような気がした。
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賞味期限(プロフ) - ぴんさん» ありがとうございます😭不定期になってしまいますがこれからも投稿し続けていくんで気長に待っていただけたらなと思ってます！いつも本当に感謝です💃 (4月2日 22時) (
レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴん(プロフ) - あわわわわわわわｱｾｱｾｱｾｱｾ 革命起こしてましたびっくりwwwwww 最近少しお休み期間もあったのでほんとに心配しましたぁぁあああ😭😭😭😭よかった。お仕事お忙しかったんですね、お疲れ様です😭😭 (4月2日 14時) (レス) id: 218c45e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺静か〜に、地味〜にツボ押す四男きゃわですよね♡ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ぴんさん» うわわわわわうれしい😭革命起こさないでください笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - うすしおさん» こちらこそ長い間待ってていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2024年2月15日 1時
