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｢あぁっ、、やっと行った。｣
ミンミンとセミがうるさく鳴く朝。
あったかすぎる兄がようやく大学に行き、空調がきいている病室が少し寒く感じる。
｢うぅっ、｣
身体は痛むし、まだ熱は微熱だし。
少し身体を起こしただけでフラフラする。
心臓の拍動も不規則でまばらで、気持ち悪い。
ひとりになるとそれが嫌というほど実感できてしまう。
｢和也くん、検温お願いしますね、！｣
1時間に1回という頻度で検温に来る看護師さん。
申し訳ないと思いながらそれを受け取り大人しく検温する。
ぴぴぴぴっ
音が鳴り、脇にさしたそれを抜こうとすると、、
｢うぅっ、、はぁっ、、はぁっ、、た、、｣
少し前からモヤモヤしてた胸の違和感が、痛みへと変わる。
｢和也くん？！胸苦しいかな？、、
403号室の和也くん、急変です。胸痛を訴えています、至急応援にきてください。｣
ぽわぽわとした優しい雰囲気だった看護師さんが真剣な顔になる。
ものすごく太い声でスタッフを呼んでいる。
｢あっ、はぁっ、、ぅあっ、、｣
｢和也くん、背中つけられるかな？ごめんね、ちょっと頑張ろうね、｣
激痛で背中を丸めているのだが、少し強引に背中をつけさせられ、リクライニングを下げられる。
それはそれは激痛で、呼吸も苦しくて、、こうなる前に言っておけばよかったとものすごく後悔する。
あとで話を聞いたまーにも怒られるんだろうなとか思いながら、遠のく意識を必死に戻そうと努力する。
自分なりに頑張ってみたんだけど、次起きてた時には外は暗くなっていて、まーが悲しそうな顔で僕を見つめていた。
｢おはよ、胸、大丈夫？｣
怒られるかなと思ったけど、まーの口から発せられたその言葉は痛いほど優しかった。
｢…まだちょっと違和感あるかも｣
｢そっか、なんとなくでいいからどんな感じがするか言える？｣
正直に告げると、今度はさらに優しくなった。
｢かずね、心臓がちょっと故障してるみたい。
熱もそれが原因で下がりにくくなってたみたい。｣
｢そう、なの？｣
伝え方を真剣に考えててくれたんだろうなって感じの喋り方。
｢だからさ、少し体力戻ったら心臓の方の手術もしたいんだって。いい？｣
｢えっ、、手術？｣
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賞味期限(プロフ) - ぴんさん» ありがとうございます😭不定期になってしまいますがこれからも投稿し続けていくんで気長に待っていただけたらなと思ってます！いつも本当に感謝です💃 (4月2日 22時) (
レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴん(プロフ) - あわわわわわわわｱｾｱｾｱｾｱｾ 革命起こしてましたびっくりwwwwww 最近少しお休み期間もあったのでほんとに心配しましたぁぁあああ😭😭😭😭よかった。お仕事お忙しかったんですね、お疲れ様です😭😭 (4月2日 14時) (レス) id: 218c45e5e6 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺静か〜に、地味〜にツボ押す四男きゃわですよね♡ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ぴんさん» うわわわわわうれしい😭革命起こさないでください笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - うすしおさん» こちらこそ長い間待ってていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (4月2日 12時) (レス) id: 8509a099d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2024年2月15日 1時
